特許
J-GLOBAL ID:200903016185639192

油料種子蛋白質単離物の連続製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 宮崎 昭夫 ,  伊藤 克博 ,  石橋 政幸
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-545128
公開番号(公開出願番号):特表2005-509428
出願日: 2002年11月20日
公開日(公表日): 2005年04月14日
要約:
好ましくは少くとも約100重量%(N×6.25)の高純度レベルの油料種子蛋白質分離物、特にカノーラ蛋白質分離物が、以下の方法によって油料種子粕から連続的に製造される: 油料種子蛋白質が油料種子粕から連続的に抽出され、得られた蛋白質溶液が好ましくは少くとも約200g/Lの蛋白質含量に連続的に濃縮され、次いでこの濃縮された蛋白質溶液が約15°C以下の温度の冷水と連続的に混合されて蛋白質ミセルを形成し、このミセルは沈降容器中で沈降して蛋白質ミセル集塊物(PMM)が得られ、一方上澄液は容器を溢流する。望ましい程度に蓄積したならPMMは上澄液から分離して乾燥させることができる。上澄液はさらに油料種子蛋白質分離物を回収するため処理することができる。
請求項(抜粋):
以下の(a)〜(g)の工程を含む、蛋白質単離物の製造方法: (a)油料種子粕中の蛋白質を可溶化させてpHが約5〜約6.8の蛋白質水溶液を生成させるため、少くとも約5°Cの温度で前記油料種子粕を連続的に抽出し、 (b)前記蛋白質水溶液を残渣油料種子粕から連続的に分離し、 (c)濃縮された蛋白質溶液を得るため、イオン強度を実質的に一定に保ちながら、前記蛋白質溶液の蛋白質濃度を少くとも50g/Lに増加させるため、前記蛋白質溶液を選択性膜操作部に連続的に通液し、 (d)前記濃縮蛋白質溶液を約15°Cより低い温度の冷水と連続的に混合して水相中に蛋白質ミセルを形成させ、 (e)その間上澄液を沈降槽から溢流させ、得られた混合物を該沈降槽中に連続的に流入させ、 (f)沈降槽から上澄液の溢流を続けながら、所望量の無定形で、粘着性のある、ゼラチン状の、グルテン様の蛋白質ミセル集塊物が前記沈降槽に蓄積するまで前記蛋白質ミセルを連続的に沈降させ、 (g)蛋白質含量が、乾燥重量ベースで、ケルダール窒素×6.25で測定して少くとも約90重量%を有する蛋白質ミセル集塊物を沈降槽から回収する。
IPC (1件):
A23J1/14
FI (1件):
A23J1/14
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 脂肪種子タンパク質の抽出法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平9-527197   出願人:ビー.エム.ダブリュ.カノラインク.
  • 特開昭61-166364
  • 特開昭61-166364
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