特許
J-GLOBAL ID:200903016185800406

配線形状及び配線経路決定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-320631
公開番号(公開出願番号):特開平6-021221
出願日: 1992年11月30日
公開日(公表日): 1994年01月28日
要約:
【要約】【構成】 複雑形状の配線を配線上の分岐点間ごとに複数本の金属線分S0〜S8に分解し、各金属線分S0〜S8 の駆動抵抗と負荷容量から信号伝搬時間が最小となる金属線分幅を決定する。この処理を出力端子P0側の金属線分S0から入力端子P1〜P5 側の金属線分S4〜S8 に向って順次細くなるように決定する。1本の金属線分の形状を、出力端子P0側から入力端子P1〜P5 側に向かって直線状に細くなるテーパ形状にし、さらに複数段に幅が変化するテーパ形状に量子化する。量子化されたテーパ形状の金属線分を2種類の幅を持つ区間に区分けし、各区間の駆動抵抗と負荷容量から各区間の形状を信号伝搬時間が最小となるように整形する。この整形処理を、金属線分から信号が出力する部分に近い区間から金属線分へ信号が入力する部分に近い区間に向かって順次整形していく。【効果】 複雑な形状を持つ配線の信号伝搬時間を最小にできる。
請求項(抜粋):
半導体論理集積回路の自動レイアウト処理の中の自動配線設計を行なう際に、論理回路を構成する複数の論理素子間を結ぶ配線を、この配線上の分岐点と分岐点間の金属線分として複数本に分解し、1本の金属線分の駆動抵抗を、前記論理素子の出力端子から当該金属線分にいたる経路上の金属線分の寄生抵抗と論理素子のオン抵抗の総和として求め、前記1本の金属線分の負荷容量を、当該金属線分から前記論理素子の入力端子にいたる経路上の金属線分の寄生容量と論理素子の入力容量との総和として求め、求められた駆動抵抗と負荷容量を使用して当該1本の金属線分の幅を、伝搬する信号の伝搬時間が最小となるように決定し、複数本に分解された金属線分の幅を、論理素子の出力端子に接続されている金属線分から論理素子の入力端子に接続されている金属線分に向って順次細くなるように決定していくことを特徴とする配線形状決定方法。
IPC (2件):
H01L 21/82 ,  G06F 15/60 370

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