特許
J-GLOBAL ID:200903016187568942
遠隔監視システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高山 道夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-223393
公開番号(公開出願番号):特開平5-046891
出願日: 1991年08月08日
公開日(公表日): 1993年02月26日
要約:
【要約】【目的】従来のいわゆる遠隔監視システムでは、故障予知機能がないため、管理センターでは常時専門技術者を配置してその判断を仰ぐ必要があった。本発明による遠隔監視システムは、対象設備の故障を事前に予知し、必要な時だけ公衆電話回線を使用して管理センターに測定情報を通信することにより高信頼性と経済性の向上を図る。【構成】客先施設に設置された監視コンピュータの制御の基に対象設備の状況を測定する各種センサー群と、この測定値を監視コンピュータに取り込む遠隔測定ユニット群や管理用ボードと、予めメモリに格納されている故障データや履歴データ等と比較され、正常、異常等が判断される故障予知手段により、管理センターの管理コンピュータへ管理情報を必要時のみ公衆電話回線を使用して通信する。更に、必要に応じて管理コンピュータから客先施設の個別設備の発停を行う発停手段、時系列測定値を参照しながらシステムと会話することにより管理者が詳細に診断する故障診断手段、報告書打出手段等が設けられている。
請求項(抜粋):
管理センターに設置された管理コンピュータと客先施設に設置された監視コンピュータ間の相互通信によって客先施設における設備を遠隔監視する遠隔監視システムにおいて、複数客先の複数施設を並行管理するコンピュータOS(オペレーティングシステム)としてマルチユーザー・マルチタスクのOSを採用し、監視コンピュータには対象設備の故障を事前に予知する故障予知診断手段を設け、監視コンピュータから管理コンピュータへの管理情報の通信には必要時のみ公衆電話回線を使用して通信する通信制御手段を設け、必要に応じ個別設備の発停を行う設備発停手段を設け、管理コンピュータからでも監視コンピュータからでも報告書を打ち出せる報告書打出手段を設け、管理コンピュータは時系列測定値を参照しながら、システムと会話することにより管理者が詳細な故障診断を行うことのできることを特徴とする遠隔監視システム。
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