特許
J-GLOBAL ID:200903016191781731

電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉田 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-079918
公開番号(公開出願番号):特開平11-285269
出願日: 1998年03月26日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】昇圧チョッパ回路と降圧チョッパ回路とでスイッチング素子Q1,Q2を兼用し、商用交流電源ACを用いて低周波矩形波出力を得る電源装置において、負荷が高圧放電灯である場合に、ある一定期間、負荷電圧を高くして、この期間内に始動用の高圧パルス電圧を印加することにより、始動性を向上させる。【解決手段】チョッパ回路により交流電源からの入力歪みを改善するとともに、負荷回路には交流電源に同期した低周波出力を供給するインバータ回路を備え、複数の電力変換を行うスイッチング回路がスイッチング素子を共用する電源装置において、負荷にHIDランプを使用する場合における無負荷時の電圧調整のために、スイッチング素子の動作期間のうち、負荷電圧低下の原因となる期間を無くす、あるいは短縮するようにした。
請求項(抜粋):
逆方向通電要素をそれぞれ並列に備える第1及び第2のスイッチング素子を順方向が一致するように直列に接続した回路と、逆方向通電要素をそれぞれ並列に備える第3及び第4のスイッチング素子を順方向が一致するように直列に接続した回路と、逆方向通電要素をそれぞれ並列に備える第5及び第6のスイッチング素子を順方向が一致するように直列に接続した回路とを同じ極性でコンデンサと並列に接続し、前記第1及び第2のスイッチング素子の接続点と第5及び第6のスイッチング素子の接続点との間に、交流電源と第1のインダクタの直列回路を接続し、前記第1及び第2のスイッチング素子の接続点と第3及び第4のスイッチング素子の接続点との間に、負荷回路と第2のインダクタの直列回路を接続した回路構成を備え、前記第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子が昇圧チョッパ回路と降圧チョッパ回路で兼用されており、定常負荷時においては、昇圧動作時の電流と降圧動作時の電流が兼用されている第1及び第2のスイッチング素子に互いに打ち消す方向に流れる期間を少なくとも生ずるように動作させる制御回路を備え、負荷には入力交流電圧と同期した交流電圧を印加する電源装置にあって、前記制御回路の作用により、入力交流電源の第5及び第6のスイッチング素子の接続点側の極性が正のときは、第2及び第3のスイッチング素子をONし、第1及び第4のスイッチング素子をOFFさせる期間の後、第1及び第3のスイッチング素子をONし、第2及び第4のスイッチング素子をOFFさせる期間を設け、その後、すべてのスイッチング素子をOFFさせる期間を少なくとも含むスイッチング周期の動作を行い、入力交流電源の第5及び第6のスイッチング素子の接続点側の極性が負のときは、第1及び第4のスイッチング素子をONし、第2及び第3のスイッチング素子をOFFさせる期間の後、第2及び第4のスイッチング素子をONし、第1及び第3のスイッチング素子をOFFさせる期間を設け、その後、すべてのスイッチング素子をOFFさせる期間を少なくとも含むスイッチング周期の動作を行う電源装置において、入力交流電源の第5及び第6のスイッチング素子の接続点側の極性が正のときに第1及び第3のスイッチング素子をONし、第2及び第4のスイッチング素子をOFFさせる期間及び入力交流電源の第5及び第6のスイッチング素子の接続点側の極性が負のときに第2及び第4のスイッチング素子をONし、第1及び第3のスイッチング素子をOFFさせる期間を無負荷時に所定の期間、通常時よりも短くすることを特徴とする電源装置。
IPC (2件):
H02M 7/5387 ,  H02M 7/217
FI (2件):
H02M 7/5387 Z ,  H02M 7/217

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