特許
J-GLOBAL ID:200903016197836163

復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 龍太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-228844
公開番号(公開出願番号):特開平5-048666
出願日: 1991年08月14日
公開日(公表日): 1993年02月26日
要約:
【要約】【目的】符号間干渉や復号点パルスのジッタの増加による感度の劣化を極力抑えた復調装置を提供する。【構成】伝達関数をIFフィルタ3とローパスフィルタ6,7との合成特性として得るようにし、それを可能にするために直交検波回路5を設け、また、帰還された制御信号によって入力信号のレベルを調整するレベル調整回路2を設けた。そして制御信号を符号同期回路8、ADC9,10、座標変換手段11によって得られた振幅データに基づいてレベル制御手段13によって発生させ、符号出力を座標変換手段11からの位相角データに基づいて符号判定手段12から出力させ、IFレベル出力をレベル制御手段13から出力させている。
請求項(抜粋):
受信した信号を入力する信号入力端子および制御入力端子を備え該制御入力端子に入力された制御信号によってその利得が変えられるレベル調整回路(2)と、該レベル調整回路の出力信号を受けて所定の周波数帯域以外の信号を抑圧するIFフィルタ(3)と、該IFフィルタの出力信号を受けて所定の利得で該出力信号を増幅するIF増幅回路(4)と、該IF増幅回路の出力信号を受けて該信号のI成分信号とQ成分信号とをそれぞれ出力する直交検波回路(5)と、該I成分信号を受けて該信号に含まれる不要な成分を除去する第1のローパスフィルタ(6)と、前記Q成分信号を受けて該信号に含まれる不要な成分を除去する第2のローパスフィルタ(7)と、前記第1のローパスフィルタと第2のローパスフィルタの出力信号を受けて符号周期毎に復号点パルスを出力する符号同期回路(8)と、該復号点パルスと第1のローパスフィルタの出力信号とを受けて該復号点パルスの入力毎に該出力信号を標本化し所定ビット数で量子化して出力する第1のアナログ-デジタル変換器(9)と、該復号点パルスと第2のローパスフィルタの出力信号とを受けて該復号点パルスの入力毎に該出力信号を標本化し所定ビット数で量子化して出力する第2のアナログ-デジタル変換器(10)と、前記第1のアナログ-デジタル変換器と第2のアナログ-デジタル変換器の出力信号を受けて位相角データと振幅データとを出力する座標変換手段(11)と、該位相角データを受けて前記受信した信号の符号を判定する符号判定手段(12)と、前記振幅データを受けて該振幅データが常に一定になるように前記レベル調整回路の制御入力端子に制御信号を出力し、かつ、IFレベル信号を出力するレベル制御手段(13)とを備えた復調装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭64-012646
  • 特開昭63-084348

前のページに戻る