特許
J-GLOBAL ID:200903016207856680

移動地球局用アンテナ装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-123033
公開番号(公開出願番号):特開平7-307616
出願日: 1994年05月12日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【構成】アンテナ基台の表面に垂直でその中心を通る中心軸の回りに放物線を回転させることにより得られる回転放物面を、その中心軸に垂直な2つの平面で輪切りに切り取ったトーラス表面の部分形状に近似した内曲面を有する主反射鏡と、回転楕円体の一部を切り取った形状の表面を持ち、その回転軸がトーラス中心軸から一定の傾きを持って設置され、それがトーラス中心軸回りに回動する構造を有する副反射鏡と、上記副反射鏡の回動量を制御することにより、アンテナのビーム方向の方位角と衛星方向の方位角を常に一致させる追尾制御手段と、トーラス中心軸上で上向きに副反射鏡を照射する様にアンテナ基台に対して固定された構造を有する一次放射器とを備える複反射鏡式の構成とし、全方位角に対して衛星の方位を追尾できるようにする。【効果】本発明により、アンテナ追尾機構をアンテナ自身が持つことができ、さらにロータリージョイントも不要となる。従って、移動地球局用アンテナ装置の小型化、軽量化、低価格化、高信頼化を期せるものである。
請求項(抜粋):
アンテナのビーム方向を常に衛星方向に一致させる追尾機構を備え、陸上又は水上での移動体に搭載された状態で、静止衛星との通信を行う移動地球局用アンテナ装置において、アンテナ基台の表面に垂直でその中心を通る中心軸の回りに放物線を回転させることにより得られる回転放物面を、その中心軸に垂直な2つの平面で輪切りに切り取ったトーラス表面の部分形状に近似した内曲面を有する主反射鏡と、回転楕円体の一部を切り取った形状の表面を持ち、その回転軸がトーラス中心軸から一定の傾きを持って設置され、それがトーラス中心軸回りに回動する構造を有する副反射鏡と、上記副反射鏡の回動量を制御することにより、アンテナのビーム方向の方位角と衛星方向の方位角を常に一致させる追尾制御手段と、トーラス中心軸上で上向きに副反射鏡を照射する様にアンテナ基台に対して固定された構造を有する一次放射器と、を持つことを特徴とする移動地球局用アンテナ装置。
IPC (2件):
H01Q 19/19 ,  H01Q 3/20

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