特許
J-GLOBAL ID:200903016209855762

建機の油圧回路構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-009676
公開番号(公開出願番号):特開平6-221305
出願日: 1993年01月25日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 負荷制御で、複数のアクチュエータを同時操作したときに負荷の軽い方に圧油が流れ、重負荷のアクチュエータが作動しなくなるおそれ、及びエンジン回転を下げての遅速作業でも良好に負荷制御できるようにする。【構成】 ブームや旋回等のアクチュエータ要求流量に応じてポンプ吐出流量を調節設定する差圧感知型の負荷制御を行うバックホウにおいて、各制御弁内の絞り弁の通過直後に圧力補償弁Gを配備してアフターオリフィス構造を採り、かつ、圧力補償弁Gの付勢バネJの固定側位置を変えるシリンダ26、電磁弁27、制御装置29、及び調節スイッチ28から付勢バネJの付勢力を変更設定可能な可変手段Kを設ける。
請求項(抜粋):
油圧駆動型のアクチュエータ(D)と、これに圧油を供給する可変容量型の油圧ポンプ(1)と、該油圧ポンプ(1)から吐出される圧油の供給方向を制御して前記アクチュエータ(D)に供給する制御弁(E)と、この制御弁(E)に内装されて前記アクチュエータ(D)への圧油供給経路に対して絞り作用する絞り弁(F)と、前記油圧ポンプ(1)の単位時間当たりの吐出油量を可変設定する調節アクチュエータ(2)と、この調節アクチュエータ(2)に対する圧力補償型の圧力調節弁(3)とを備え、前記圧力調節弁(3)のバネ側油室(3x)と前記絞り弁(F)に対する圧油供給下手側部分とを連通する油路(3t)、及び、前記制御弁(E)の圧油供給ポート(15)又は該ポート(15)に連通する油路と、前記圧力調節弁(3)のバネ側油室(3x)に対向する反バネ側油室(3y)とを連通する油路(14)を備え、前記絞り弁(F)に対する圧油供給下手側であり、かつ、前記アクチュエータ(D)に対する圧油供給上手側に圧力補償弁(G)を配備し、これのバネ側油室(Gx)と前記アクチュエータ(D)に対する圧油供給下手側部分とを連通する油路(Gt)、及び前記圧力補償弁(G)の前記バネ側油室(Gx)に対向する反バネ側油室(Gy)と、該圧力補償弁(G)に対する圧油供給上手側であり、かつ、前記絞り弁(F)に対する圧油供給下手側とを連通する油路(Gk)を夫々設けるとともに、前記バネ側油室(Gx)に、前記圧力補償弁(G)を一方の切換位置に付勢するための付勢機構(J)を配備し、かつ、この付勢機構(J)の付勢力を変更設定可能な可変手段(K)を備えてある建機の油圧回路構造。
IPC (3件):
F15B 11/00 ,  E02F 3/43 ,  F15B 11/05
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-261923
  • 特開平2-066302
  • 特開平4-261923
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