特許
J-GLOBAL ID:200903016220811947

スクロール型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂口 嘉彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-346647
公開番号(公開出願番号):特開平9-166095
出願日: 1995年12月13日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 トレースガスがチャンバーへ速やかに漏出するスクロール型圧縮機を提供する。【解決手段】 筒状のフロントハウジング2aと、リヤハウジング2bとにより構成され、フロントハウジング2aに環状段部2a1に環状スペーサ7が装着され、リヤハウジング2bは、前端部をフロントハウジング2a後方に外嵌合させ、前端をフロントハウジング2aの環状段部2a1に装着された環状スペーサ7に当接させた状態でフロントハウジング2aに組付けられ、環状スペーサ7を貫通してハウジング固定ボルト8によってフロントハウジング2aとリヤハウジング2bとが固定され、リヤハウジング2bとフロントハウジング2aとの嵌合部は、フロントハウジング2aの環状段部2a1後方の部分に装着されたOリング9によってシールされ、リヤハウジング2bの前端内周には、円錐形のアプローチ面2b1が形成され、環状スペーサ7に形成されたハウジング固定ボルト8の通し穴が、三角形断面の環状の空間10に連通している。
請求項(抜粋):
ハウジングと、端板と端板の一方の面に形成されたうず巻き体とを有しハウジング内に配設固定された固定スクロールと、端板と端板の一方の面に形成され固定スクロールのうず巻き体に対して角度をずらしてかみ合い固定スクロールのうず巻き体との間に圧縮室を形成するうず巻き体とを有しハウジング内に配設された可動スクロールと、可動スクロールを固定スクロールに対して公転運動させる駆動装置とを備え、ハウジングは、筒状のフロントハウジングと、後端が閉鎖された筒状のリヤハウジングとにより構成され、フロントハウジングの後端部外周に環状段部が形成され、環状段部に環状のスペーサが装着され、リヤハウジングは、前端部をフロントハウジング後端部の環状段部よりも後方の部分に外嵌合させ、且つ前端をフロントハウジングの後端部外周の環状段部に装着された環状のスペーサに当接させた状態でフロントハウジングに組付けられ、環状スペーサを貫通してハウジングの長手方向に延びるハウジング固定ボルトによってフロントハウジングとリヤハウジングとが一体に固定され、リヤハウジング前端部とフロントハウジングの後端部との嵌合部は、フロントハウジングの後端部の環状段部よりも後方の部分に装着されたOリングによってシールされ、リヤハウジングの前端内周には、リヤハウジング前端部とフロントハウジングの後端部との嵌合部よりもハウジング長手方向の延在長さが短い、リヤハウジング前端へ向かって広がる円錐形のアプローチ面が形成され、環状スペーサに形成されたハウジング固定ボルトの通し穴が、リヤハウジング前端内周に形成されたアプローチ面と環状段部よりも後方のフロントハウジング後端部外面との間に形成された三角形断面の環状の空間に連通していることを特徴とするスクロール型圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 29/00
FI (2件):
F04C 18/02 311 B ,  F04C 29/00 B
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭61-182484

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