特許
J-GLOBAL ID:200903016221385356

建築物の床壁間閉鎖装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-250484
公開番号(公開出願番号):特開平5-306550
出願日: 1991年09月03日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 異なる階への延焼を防止できる建築物の床壁間閉鎖装置を提供する。【構成】 2つの建築物11,12の床壁11a,12a間に耐火性及び断熱性を有する遮熱帯17を設ける。この遮熱帯17の一端側を取付板18により一方の床壁11aに固定する。他方の床壁12aにはレール部材21を固定し、このレール部材21のレール溝22に遮熱帯17の他端部に取り付けたスライド板19をスライド可能に支持する。また、床壁12aには補助遮熱帯23を固定し、この補助遮熱帯23によりレール部材21を覆う。2つの建築物11,12が地震などで異なった揺れ方をした場合、スライド板19のスライドにより揺れの差を吸収する。また、例えば下の階で火災が発生した場合、その熱は遮熱帯17により遮られるため、床壁11a,12a間を繋ぐ金属カバー15が高温度になる虞がない。しかも、レール部材21は補助遮熱帯23で覆われているので、当該レール部材21が高温度になっても、その熱が金属カバー15に及ぶことはない。従って金属カバー15を介する他の階への延焼を防止できる。
請求項(抜粋):
隣接する建築物の床壁間の隙間を閉鎖するように配置され一端側が一方の建築物の床壁に固定され他端側が他方の建築物の床壁に取り付けられたレール部材にスライド可能に支持された遮熱帯と、上端部が前記他方の建築物の床壁に固定され前記レール部材を両床壁間の隙間の内側から覆う補助遮熱帯とを具備してなる建築物の床壁間閉鎖装置。
IPC (2件):
E04B 1/62 ,  E04B 1/94

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