特許
J-GLOBAL ID：200903016222557231
煉瓦模様が施された金属サイディング材の製造法
発明者：
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出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
野間 忠之 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-057009
公開番号（公開出願番号）：特開平9-225555
出願日： 1996年02月21日
公開日（公表日）： 1997年09月02日
要約：
【要約】【課題】 大柄な煉瓦模様間に長手方向に平行な目地相当部が大きく凹んだ煉瓦模様が施された金属サイディング材の製造法を提供する。【解決手段】 金属薄板に、煉瓦模様部の周囲にその側面がそれぞれ傾斜した長手方向に直交する目地相当部と深さが該目地相当部と同じで底部の幅が製造する長手方向に平行な目地相当部の底部の幅より広い長手方向に平行な疑似目地相当部とを相対して互いに同速で逆方向に回転する2本のエンボスロール8a,8bから成るエンボス成形機8で連続的にエンボス加工し、相対して互いに同速で逆方向に回転する2本のロール9a,9bから成るロール加工機9で該疑似目地相当部の底部の縁部に対応する部分を表裏で拘束して該部分間を、底部の幅が長手方向に平行な目地相当部の底部の幅と同じで表面材1の表面からの深さが1.3mm以上の長手方向に平行な目地相当部の深さまでロール加工する。
請求項（抜粋）：
相対して互いに同速で逆方向に回転する2本のエンボスロール(8a,8b)間に金属薄板を供給して連続的にエンボス加工を施すエンボス成形機(8)によって煉瓦模様のエンボス柄を形成した後、係合部成形機(11)によって該金属薄板の両側に係合部(A,B)を形成して断面略樋状の表面材(1)を成形し、次いで該表面材(1)の樋状部分に合成樹脂発泡体から成る芯材(2)を注入して発泡充填させ、充填した該芯材(2)の裏面をシート状物から成る裏面材(3)で被覆してダブルコンベア(15,15)間で挟持しながら移動させる過程で該芯材(2)を硬化させて煉瓦模様部(1a)の周囲にその側面がそれぞれ傾斜した長手方向に平行な目地相当部(1b)と長手方向に直交する目地相当部(1c)とが形成された煉瓦模様が施された金属サイディング材を製造するに際し、エンボス成形機(8)として、一方のエンボスロール(8a)が、煉瓦模様部(1a)の周囲に金属薄板の長手方向に平行な疑似目地相当部と長手方向に直交する目地相当部(1c)を形成するために表面に形成された凹部がコ字状断面形状で煉瓦模様部(1a)のコーナー部に対応する平面形状の半径が2.0〜5.5mmでその深さが製造する金属サイディング材の長手方向に直交する目地相当部(1c)の深さに対応する深さのものを、他方のエンボスロール(8b)が、金属サイディング材の長手方向に直交する目地相当部(1c)に対応する部分では頂部の幅が長手方向に直交する目地相当部(1c)の底部の幅と同じで高さが該目地相当部(1c)の深さと同じコ字状断面形状であり、長手方向に平行な疑似目地相当部に対応する部分では頂部の幅が長手方向に平行な目地相当部(1b)の底部の幅より広く長手方向に平行な疑似目地相当部に対応する部分の前記凹部の幅から表面材(1)の板厚の2倍を差し引いた長さより短く前記長手方向に直交する目地相当部(1c)に対応する部分のコ字状断面形状と同じ高さのコ字状断面形状の凸部が、それぞれ前記凹部内に入り込むように表面に形成されたものを使用してエンボス加工した後、エンボス加工された金属薄板を相対して互いに同速で逆方向に回転する2本のロール(9a,9b)間に供給して連続的にロール加工を施すロール加工機(9)として、一方のロール(9a)が、表面に形成された断面形状が前記エンボス加工により形成された長手方向に平行な疑似目地相当部裏面の底部の縁部に対応する部分と該部分間でその深さが製造する金属サイディング材の長手方向に平行な目地相当部(1b)の深さから疑似目地相当部の深さを差し引いた深さに対応する深さのコ字状断面形状の凹部を有するものを、他方のロール(9b)が、表面に形成された断面形状が前記エンボス加工により形成された長手方向に平行な疑似目地相当部表面の底部の縁部に対応する部分と該部分間で頂部の幅が長手方向に平行な目地相当部(1b)の底部の幅と同じで前記一方のロール(9a)の凹部の幅から表面材(1)の板厚の2倍を差し引いた長さより短く該長手方向に平行な目地相当部(1b)から疑似目地相当部の深さを差し引いた高さのコ字状断面形状の凸部が前記凹部内に入り込むように形成されたものを使用して、長手方向に平行な疑似目地相当部の底部に表面材(1)の表面からの深さが1.3mm以上の長手方向に平行な目地相当部(1b)の深さまでロール加工することを特徴とする煉瓦模様が施された金属サイディング材の製造法。
IPC (2件)：
FI (2件)：
B21D 31/00 B
, B21D 22/02 B
