特許

J-GLOBAL ID：200903016223721299

電力変換器の制御装置

発明者： 二見 基生 ,  久保田 譲 ,  宮崎 聖子 ,  清藤 康弘 ,  本部 光幸
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所
代理人 (1件)： 笹岡 茂 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-148284
公開番号（公開出願番号）：特開平8-322269
出願日： 1995年05月23日
公開日（公表日）： 1996年12月03日
要約：

【要約】【目的】 通常状態あるいは電力変換器の交流側に不平衡電圧が発生したり、不平衡電流が流れたりする擾乱が発生した場合にも、変換器を介して直流側に流入する電力量を正確に検出し、的確に処理し、直流電圧の大きな変動を抑制することにある。【構成】 直流と交流に変換する2つの変換器1、2を接続した電力変換器の制御装置において、変換器1の交流側の電流を検出する電流検出手段5と、交流側のパルス的に変化する電圧を検出する電圧検出手段9と、前記検出手段により検出した電流と電圧より当該変換器1を介して流れる通過電力を検出する電力検出手段10と、検出した通過電力と同じ電力を他の一方の変換器2を介して流すように変換器の指令を修正する手段を設ける。

請求項（抜粋）：

直流と交流に変換する2つの変換器を接続し、2つの変換器を接続した直流回路に容量性の要素と、直流電圧を検出する手段と、直流電圧を所定の値とするように少なくとも一方の変換器の指令を作成する電圧制御手段と、この指令に基づいて変換器のパルス幅変調信号を作成する変換器制御手段を備える電力変換器の制御装置において、変換器の交流側の電流を検出する電流検出手段と、交流側の電圧を検出する電圧検出手段と、前記検出手段により検出した電流と電圧より当該変換器を介して流れる通過電力を検出する電力検出手段と、検出した通過電力と同じ電力を他の一方の変換器を介して流すように変換器の指令を修正する手段を設けることを特徴とする電力変換器の制御装置。

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平2-261058
  
• 特開平4-008168
  
• 直流送電装置の制御装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-015012   出願人：株式会社日立製作所