特許
J-GLOBAL ID:200903016231238653

固定子用積層磁極鉄心の製造方法及び同製造方法に用いる金型装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中前 富士男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-377325
公開番号(公開出願番号):特開2000-201457
出願日: 1998年12月30日
公開日(公表日): 2000年07月18日
要約:
【要約】【課題】 固定子用積層磁極鉄心を効率的にかつ省人化を図りながら大量生産することができ、製造コストを著しく低減することができる固定子用積層磁極鉄心の製造方法及び同製造方法に用いる金型装置を提供する。【解決手段】 第1〜第3の分割磁極片14〜16同士を第1〜第3の係合頭部18、23、30の第1〜第3の頭部受載部19、24、31への嵌合によって回動自在に連結することによって環状の磁気回路を形成しかつそれぞれ異なった形状を有する複数種類の第1〜第3の積層用環状磁極板11〜13を単一の順送り金型を用いたプレス加工により一貫して形成することができると共に、これらの第1〜第3の積層用環状磁極板11〜13を、第1、第2の枢支用凹、凸部25、26、32、33及び第1、第2のかしめ用凹、凸部27、28、34、35を用いて積層する。
請求項(抜粋):
第1のヨーク部の両端にそれぞれ第1の係合頭部と第1の頭部受載部を有する複数の第1の分割磁極片を環状に配列すると共に前記各第1の分割磁極片の第1の係合頭部を隣接する前記第1の分割磁極片の第1の頭部受載部に受載して環状の磁気回路を形成し、かつ、前記第1の係合頭部に枢支用貫通孔を設けると共に前記第1の分割磁極片にかしめ用貫通孔を設けた第1の積層用環状磁極板と、第2のヨーク部の両端にそれぞれ第2の係合頭部と第2の頭部受載部を前記第1の積層用環状磁極板と逆向きに有する複数の第2の分割磁極片を環状に配列すると共に前記各第2の分割磁極片の第2の係合頭部を隣接する前記第2の分割磁極片の第2の頭部受載部に受載して環状の磁気回路を形成し、かつ、前記第2の係合頭部の上面に第1の枢支用凹部を設けると共に下面に第1の枢支用凸部を設け、さらに、前記第2の分割磁極片の上面に第1のかしめ用凹部を設けると共に下面に第1のかしめ用凸部を設けた第2の積層用環状磁極板と、第3のヨーク部の両端にそれぞれ第3の係合頭部と第3の頭部受載部を前記第2の積層用環状磁極板と逆向きに有する複数の第3の分割磁極片を環状に配列すると共に前記各第3の分割磁極片の第3の係合頭部を隣接する前記第3の分割磁極片の第3の頭部受載部に受載して環状の磁気回路を形成し、かつ、前記第3の係合頭部の上面に第2の枢支用凹部を設けると共に下面に第2の枢支用凸部を設け、さらに、前記第3の分割磁極片の上面に第2のかしめ用凹部を設けると共に下面に第2のかしめ用凸部を設けた第3の積層用環状磁極板を、単一の順送り金型でプレス加工することによって作成し、前記第1の積層用環状磁極板上に前記第2の積層用環状磁極板と前記第3の積層用環状磁極板を交互に積層し、前記第1の積層用環状磁極板の枢支用貫通孔とかしめ用貫通孔にそれぞれ前記第2の積層用環状磁極板の第1の枢支用凸部と第1のかしめ用凸部を嵌合し、前記第2の積層用環状磁極板の第1の枢支用凹部と第1のかしめ用凹部に前記第3の積層用環状磁極板の第2の枢支用凸部と第2のかしめ用凸部を嵌合すると共に、前記第3の積層用環状磁極板の第2の枢支用凹部と第2のかしめ用凹部に前記第2の積層用環状磁極板の第1の枢支用凸部と第1のかしめ用凸部を嵌合することによって、固定子用積層磁極鉄心を製造することを特徴とする固定子用積層磁極鉄心の製造方法。
Fターム (11件):
5H615AA01 ,  5H615BB14 ,  5H615PP01 ,  5H615PP07 ,  5H615PP10 ,  5H615SS03 ,  5H615SS05 ,  5H615SS10 ,  5H615SS13 ,  5H615SS19 ,  5H615TT04
引用特許:
審査官引用 (3件)

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