特許
J-GLOBAL ID:200903016259217163

設備の運転状態音響監視方法および設備の運転状態音響監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-346640
公開番号(公開出願番号):特開2004-177359
出願日: 2002年11月29日
公開日(公表日): 2004年06月24日
要約:
【課題】監視対象設備からの運転音を正確に収集でき、他の周囲設備からの運転音などの雑音と正確に区別して監視することができる設備の運転状態監視方法を提供すること。【解決手段】監視対象設備3からの運転音を比較的前記監視対象設備の近傍に設けた第1の感音センサ2および遠方に設けた第2の感音センサ4により収集した各第1および第2の音量信号を各周波数解析処理した第1および第2の音響スペクトル情報を得たのち第1の音響スペクトル情報でのピーク周波数をデータ格納部に記憶し、第1および第2の音響スペクトル情報から前記ピーク周波数での第1および第2の音量出力値を抽出して、比較し、相関を求めることにより第2の感音センサ4による上記運転音の監視位置を決定して上記データ格納部に記憶し、この監視位置に第2の感音センサ4を設置して、監視対象設備3を監視する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
監視対象設備固有の運転音を第1の感音センサにより予め定められた期間、収集して第1の運転音信号を出力するステップと、 前記第1の運転音信号を周波数解析処理して音量出力値に対する周波数の関係を示す第1の音響スペクトル信号を出力するステップと、 前記第1の音響スペクトル信号から前記音量出力値がピークを示すピーク周波数およびこのピーク周波数の第1の音量出力値を正常運転状態の監視情報として抽出し、予め記憶装置に記憶するステップと、 前記第1の感音センサより前記監視対象設備から離れた監視用位置に第2の感音センサを設けて前記監視対象設備の運転音を前記予め定められた期間、収集して第2の運転音信号を出力するステップと、 前記第2の運転音信号を周波数解析処理して音量出力値に対する周波数の関係を示す第2の音響スペクトル信号を出力するステップと、 前記記憶装置より読み出された前記ピーク周波数の第2の音量出力値を前記第2の音響スペクトル信号から抽出するステップと、 前記記憶装置より読み出された前記第1の音量出力値および第2の音量出力値の相関を求めて前記第2の感音センサによる前記監視対象設備の運転状態を監視する監視位置情報を出力し、この監視位置情報を前記記憶装置に記憶するステップと、 監視に際し、前記監視対象設備の前記監視位置情報の位置に監視用感音センサを設けて監視するステップと、 前記監視用感音センサによる監視出力と前記記憶装置に記憶された前記正常運転状態の監視情報と比較することにより前記監視対象設備の異常の有無を監視するステップと を具備してなることを特徴とする設備の運転状態音響監視方法。
IPC (3件):
G01M19/00 ,  G01H17/00 ,  G05B23/02
FI (3件):
G01M19/00 Z ,  G01H17/00 Z ,  G05B23/02 V
Fターム (20件):
2G024AD01 ,  2G024AD21 ,  2G024AD33 ,  2G024BA15 ,  2G024CA13 ,  2G024FA04 ,  2G024FA11 ,  2G064AA01 ,  2G064AB15 ,  2G064AB16 ,  2G064AB22 ,  2G064BA28 ,  2G064CC13 ,  2G064CC41 ,  2G064CC53 ,  2G064DD06 ,  2G064DD18 ,  5H223AA01 ,  5H223EE30 ,  5H223FF04

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