特許
J-GLOBAL ID:200903016259553198

チタン合金およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 舘野 公一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-329941
公開番号(公開出願番号):特開平7-150274
出願日: 1993年12月01日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】【目的】 時計外装品等に有用な、鏡面を有するチタン合金を製造する。【構成】 Alを4.5%(wt%、以下同じ)、Vを3%、Feを2%、Moを2%、Oを0.1%含み、結晶組織がα+β型である板状のチタン合金材を放電加工してブランクとした。このブランクを800°Cの金型で加圧することにより超塑性加工して所定形状・寸法の時計ケースブランクとした後、機械加工した。次いで、このブランクについてアルゴンガス雰囲気中、825°Cで2時間、溶体化処理を行った後、油冷した。更に、このブランクを真空雰囲気中、500°Cで3時間、時効硬化処理した後、アルミナ系研磨剤で鏡面研磨を行った。その結果、平均結晶粒径が3μmの微細なα+βの等軸2相組織を有するチタン合金が得られた。このチタン合金の研磨表面は完全な鏡面であり、HV硬さは440、Rmaxは0.2μmであった。
請求項(抜粋):
組成が下記[化1]で示されるチタン合金材を熱処理して得られたチタン合金であって、平均結晶粒径が1μm〜10μmの等軸2相(α+β)組織を有することを特徴とするチタン合金。【化1】Ti100-a-b-c-d-e Ala Vb Fec Mod Oe(但し、3.0≦a≦5.0、2.1≦b≦3.7、0.85≦c≦3.15、0.85≦d≦3.15、0.06≦e≦0.20である)
IPC (2件):
C22C 14/00 ,  C22F 1/18
引用特許:
審査官引用 (4件)
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