特許
J-GLOBAL ID:200903016259888009

動圧軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 隆英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-115324
公開番号(公開出願番号):特開2002-310147
出願日: 2001年04月13日
公開日(公表日): 2002年10月23日
要約:
【要約】【課題】 簡易な構成で、軸部材21に対するスラストプレート23の接合強度を容易に高めるとともに、良好な動圧特性、及び高生産性を同時に得ることを可能とする。【解決手段】 軸部材21の軸方向一端側に閉塞底部を備えたネジ孔21aを設け、そのネジ孔21aの雌ネジ部21bに対して、ネジ部材24の雌ネジ部24aを螺着し、そのネジ部材24のネジ頭部24bと、上記軸部材21の一端側面との間にスラストプレート23を軸方向に挟み込んで、上記ネジ部材24の締め付け力によってスラストプレート23を強固に固定するとともに、それらネジ部材24とネジ孔21aとの間の隙間空間内に潤滑流体Fを充填することにより、残留空気を排除して潤滑流体Fの外部漏れを良好に防止するように構成したもの。
請求項(抜粋):
軸受部材と軸部材とが相対回転可能に装着されているとともに、上記軸部材側に取り付けられたスラストプレートと、前記軸受部材側に固定されたカウンタープレートとが、軸方向に対向するように配置されていることによりスラスト動圧軸受部が形成され、そのスラスト動圧軸受部内に注入された適宜の潤滑流体に動圧を発生させることによって上記軸受部材と軸部材とを支承するようにした動圧軸受装置において、前記軸部材には、当該軸部材の軸方向一端側から他端側に向かって適宜の長さにわたって延在して、その延出端側に閉塞底部を有するネジ孔が設けられているとともに、上記ネジ孔の内壁部には雌ネジ部が形成され、かつ、そのネジ孔の雌ネジ部に噛み合う雄ネジ部を、ネジ頭部から延出するように備えたネジ部材が、前記ネジ孔内に螺着されたものであって、上記ネジ部材のネジ頭部と、前記軸部材の一端側面との間に、前記スラストプレートが軸方向に挟み込まれるように保持され、上記ネジ部材の締め付け力によってスラストプレートの固定が行われているとともに、上記ネジ部材とネジ孔との間に画成された隙間空間内に、前記潤滑流体が充填され、かつ前記ネジ孔の閉塞底部と、ネジ部材の先端部との間に画成されたネジ未着空間内には、当該ネジ未着空間における空隙体積を低減させる介挿部材が装着されていることを特徴とする動圧軸受装置。
IPC (3件):
F16C 17/10 ,  H02K 7/08 ,  G11B 19/20
FI (3件):
F16C 17/10 A ,  H02K 7/08 A ,  G11B 19/20 E
Fターム (27件):
3J011AA02 ,  3J011BA05 ,  3J011BA09 ,  3J011CA02 ,  3J011DA02 ,  3J011JA02 ,  3J011KA03 ,  5D109BA14 ,  5D109BA16 ,  5D109BA17 ,  5D109BB12 ,  5D109BB18 ,  5D109BB21 ,  5D109BB22 ,  5H607BB01 ,  5H607BB07 ,  5H607BB09 ,  5H607BB14 ,  5H607BB17 ,  5H607BB25 ,  5H607DD16 ,  5H607GG01 ,  5H607GG03 ,  5H607GG09 ,  5H607GG12 ,  5H607GG15 ,  5H607JJ05

前のページに戻る