特許
J-GLOBAL ID:200903016263746090

エコーキャンセラ機能付き通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-097696
公開番号(公開出願番号):特開平6-311547
出願日: 1993年04月23日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】エコーキャンセル機能を充分に発揮させ、しかも回路規模とコスト面での縮小化を図る。【構成】追加した相関回路32は送出した自局送出音声と受信した相手局音声に含まれる反射音声との相関から反射減衰レベルと反射遅延時間とを算出する。相関回路32はメモリリードカウンタ16に反射遅延時間をセットする。送話回路22から出力されタイムスロットバス11に乗ったPCMデータを時分割タイムスロット用コネクションメモリ14における遅延専用エリア141に格納し、メモリリードカウンタ16の満了で反射遅延時間だけ遅らせて読み出す。ディジタルPAD用兼反転ROM12は遅延PCMデータを正負反転し、反射減衰レベルだけ付加して会議用ROM13に格納する。会議用ROM13は格納した補正用音声データと相手局音声データとを加えて、受話回路21に送り出す。
請求項(抜粋):
ディジタル通信回線に接続される通信システムにおいて、自局の音声と通話相手から反射してくる自局の反射音声との相関をとることにより反射減衰レベルと反射遅延時間を計測する手段と、自局の音声データを前記反射遅延時間だけ遅延させる手段と、その遅延させた自局の音声データに前記反射減衰レベルを付加するとともに正負を反転させて補正用音声データを作る手段と、前記反射音声が含まれる相手局音声のデータに前記補正用音声データを加える手段とを備えたことを特徴とするエコーキャンセラ機能付き通信システム。
IPC (4件):
H04Q 3/58 101 ,  H04Q 3/58 107 ,  H04B 3/23 ,  H04Q 3/42 104

前のページに戻る