特許
J-GLOBAL ID:200903016272841062

色選択電極およびダンパー線の固定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-140606
公開番号(公開出願番号):特開平8-335441
出願日: 1995年06月07日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】 ダンパー線の架張において複雑な工程を必要とせず、グリッド構体の金属細条の振動の抑制効果を高めた色選択電極を提供するとともに、当該色選択電極に適したダンパー線の固定方法を提供する。【構成】 グリッド構体3Aの上面側(CRT組み立て後に蛍光面に対向する側)にスリット配列を横切るように、ダンパー線10の両端部がグリッド構体3Aの帯状端部13Aの上面に溶接部材14を用いて固定されている。【効果】 ダンパー線の端部をグリッド構体以外の部分に固定せずに済み、従来の色選択電極に必要であったスプリング材が不要となるとともに、ダンパー線の端部を実質的に平坦な帯状端部に固定するので、固定のための工程が簡単になり製造コストの低減を図ることができる。
請求項(抜粋):
両端に配置された一対の帯状端部と、該一対の帯状端部間にこれと平行に所定のピッチで配列された複数の金属細条とを有し、前記金属細条間および前記帯状端部と前記金属細条間に電子ビームを透過させるための複数のスリットが形成されているグリッド構体と、前記グリッド構体を載置して固定するフレームと、前記グリッド構体の前記フレーム側とは反対側の面に前記スリットの配列を横切るように架張された前記金属細条の振動を抑制するダンパー線とを備え、前記帯状端部は、前記ダンパー線の張力によって歪まない程度の長さの横幅を有するように形成され、前記ダンパー線は、その2つの端部が前記一対の帯状端部にそれぞれ固定されていることを特徴とする色選択電極。

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