特許
J-GLOBAL ID:200903016274861613

有機性産業廃水の汚泥減量化法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 吉彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-150474
公開番号(公開出願番号):特開平7-328697
出願日: 1994年06月07日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】【目的】 有機性産業廃水の処理で発生する汚泥を減量する。【構成】 有機性産業廃水中に含まれる油脂分を、予め、スカム化および微生物により除去した後、この廃水を捕食連鎖関係にある微生物群が生息する濾床槽に導入して消化分解した後、放流する生物学的処理法にあって、この処理法により発生する汚泥を、嫌気性微生物が生息する汚泥消化槽に、間欠的に導入して、45〜50日滞留させ、濁水、炭酸ガスおよび無機物質に分解する。この濁水のみを前記産業廃水へ全量返流させるので、無機物質を年1回取出す程度に減量することができる。
請求項(抜粋):
短期の間隔で間欠的に排出される有機性産業廃水を、好気性微生物が栄養として取込み消化分解して放流する生物学的処理法において、前記消化分解により発生した汚泥を、嫌気性微生物が生息する汚泥消化槽に、短期の間隔で間欠的に導入して長期間滞留させることにより、該汚泥を、濁水、炭酸ガスおよび無機物質に消化分解および分離し、該濁水のみを、前記有機性産業廃水である原水中へ全量返流すると共に、前記無機物質を、長期の間隔で間欠的に取出すことを特徴とする有機性産業廃水の汚泥減量化法。

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