特許
J-GLOBAL ID:200903016277429364

傾斜車両

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-511672
公開番号(公開出願番号):特表2001-516673
出願日: 1998年09月16日
公開日(公表日): 2001年10月02日
要約:
【要約】本発明は、お互いに対して傾斜することができる前フレーム部分(3)と後フレーム部分(4)を有するフレーム(2)を備えた車両(1)に関する。車両(1)は、3つ又はそれより多くの車輪(7、7′、13)を具備し、ステアリングカラム(18)に対して前輪(13)を回転させることが可能である。この場合に、センサ(24)は前輪(13)とステアリングカラム(18)との間の回転角を決定し、そしてこの回転角の関数として車両の傾斜手段(9、9′)を作動させる。結果として生じる前フレーム部分(3)の傾斜の結果として及び車両(1)が移動している速度の結果として、前輪(13)及び傾斜角は、車両(1)が与えられた速度で安定な方法でコーナーを通って移動することを許容するための正しいレベルを自動的に採用するであろう。前輪(13)に柔軟に接続されているステアリングカラム(18)と前輪(13)との間の角度回転の差を介して傾斜を制御すると、簡単な且つ耐久力の大きな方式で傾斜を制御することが可能である。
請求項(抜粋):
少なくとも3つの車輪(7、7′、13;53、54、89)と、 第1フレーム部分(3、51)と第2フレーム部分(4、52)を具備するフレームであって、該フレーム部分が長手方向にある傾斜軸のまわりにお互いに対して傾斜することが可能であるフレームと、 第1フレーム部分(3、51)に接続され、そして前輪の面に対して本質的に平行である前輪ステアリング軸(15、81)の回りに傾斜することができる、少なくとも1つの前輪(13、89)と、 第1フレーム部分(3、51)に回転可能に接続されていステアリングホイール(17、72)と、 第1フレーム部分と第2フレーム部分との間の傾斜運動を遂行するための第1フレーム部分及び第2フレーム部分(3、51、4、52)に接続されている傾斜手段(9、9′;55、56)と、 傾斜手段(9、9′;55、56)を駆動させるための制御信号を形成するための前輪(13、89)及び傾斜手段(9、9′;55、56)にカップリングされているセンサ(24;63、73、76、87)、とを備えた車両(1、50)において、 ステアリングホイール(17、72)がステアリング軸(18、71)を介して第1フレーム部分(3、51)に接続されており、該ステアリング軸(18、71)はその軸のまわりに前輪(13、89)に対して回転することができ、センサ(24;63、73、76、87)が前輪ステアリング軸(15、81)とステアリング軸(18、71)との間の回転角を決定することを特徴とする車両(1、50)。

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