特許
J-GLOBAL ID:200903016283126314

フェージング補償装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-185084
公開番号(公開出願番号):特開平7-046284
出願日: 1993年07月27日
公開日(公表日): 1995年02月14日
要約:
【要約】【目的】 パイロットシンボルを用いたフェージング補償装置において、情報シンボルにおけるフェージング変動を測定する手段を付加することで、高精度にフェージング変動が補償可能なフェージング補償装置を得る。【構成】 再変調部10において判定結果を変調し、その再変調結果と受信信号を用いて情報シンボルにおけるフェージング変動を測定し、この測定結果とパイロットシンボルにおけるフェージング変動の測定結果を用い情報シンボルにおけるフェージング変動を推定し、この推定値を用いてフェージング変動を補償する。【効果】 従来、パイロットシンボルのフェージング変動の測定値のみを用いてフェージング変動の推定・補償を行っていたのに対し、情報シンボルとパイロットシンボルのフェージング変動の測定値を用いて情報シンボルのフェージング変動を推定するため、高精度なフェージングの推定が可能となり、その結果、高精度なフェージング変動の補償が可能となる。
請求項(抜粋):
送信データに従がった複素ベースバンド信号(以後情報シンボルと言う)を生成するベースバンド信号生成部と、上記情報シンボルにあらかじめ定められた振幅と位相を有するパイロットシンボルを定期的に挿入するパイロットシンボル挿入部を備えた送信装置と、上記送信装置の受信信号から上記送信装置で定期的に挿入された上記パイロットシンボルを検出するパイロットシンボル検出部と、上記パイロットシンボル検出部で検出したパイロットシンボルの変動量を測定し上記情報シンボルの変動量を推定するフェージング推定部と、上記フェージング推定部で推定した変動量を用いて上記情報シンボルのフェージング変動を補償するフェージング補償部を備えたフェージング補償装置において、フェージング補償された情報シンボルより検出したフェージング変動と上記パイロットシンボルのフェージング変動量をあわせて情報シンボルのフェージング変動を推定し補償する手段を有することを特徴とするフェージング補償装置。
IPC (4件):
H04L 27/34 ,  H04B 1/10 ,  H04B 7/26 ,  H04B 17/00
FI (2件):
H04L 27/00 E ,  H04B 7/26 C

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