特許
J-GLOBAL ID:200903016289092080

シンチレーションカメラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-347613
公開番号(公開出願番号):特開平6-201832
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】【目的】本発明目的は多方向から入射するγ線入射方向を特定することによってメカニカルコリメータを不要とするシンチレーションカメラを提供すること。【構成】本発明によるシンチレーションカメラは、被検体の放射性同位元素からのγ線入射位置と損失エネルギとを測定する前段検出系2と、この検出系2を通過したγ線到達位置を測定する後段検出系3と、この入射位置と到達位置とを結ぶ結線を計算すると共に損失エネルギに基づいて前段検出系2を通過するに際して生じる散乱角度を計算するコンプトンテレスコープ9と、三次元実空間に対応したメモリ空間を有し上記結線を中心線とし散乱角度を拡がり角とした円錐の錐面上の各位置の計数値をγ線入射毎にカウントアップする第1メモリ手段と、このメモリ空間に対応したメモリ空間を有し上記各位置の計数値が所定値に一致したとき当該位置の計数値をカウントアップする第2メモリ手段とを具備した。
請求項(抜粋):
被検体内に投与した放射性同位元素からのγ線の入射位置と損失エネルギとを測定する第1の検出器と、前記第1の検出器を通過したγ線の到達位置を測定する第2の検出器と、前記入射位置と前記到達位置とを結ぶ結線を計算すると共に前記損失エネルギに基づいて前記第1の検出器を通過するに際して発生する散乱の散乱角度を計算する手段と、三次元実空間に対応したメモリ空間を有し、前記結線を中心線とし前記散乱角度を拡がり角とした円錐の錐面上の各位置の計数値をγ線入射毎にカウントアップする第1のメモリ手段と、前記第1のメモリ手段の前記メモリ空間に対応したメモリ空間を有し、前記位置の計数値が所定の値に一致したときに当該位置の計数値をカウントアップすることにより三次元の分布画像を生成する第2のメモリ手段とを具備したことを特徴とするシンチレーションカメラ。

前のページに戻る