特許
J-GLOBAL ID:200903016290355337

制動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-078415
公開番号(公開出願番号):特開平10-273023
出願日: 1997年03月28日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】 本発明は緊急ブレーキ操作が行われた際に通常時に比して大きな制動力を発生させる制動力制御装置に関し、緊急ブレーキ操作時に確実にブレーキアシスト制御を実施させることを課題とする。【解決手段】ブレーキ踏力に応じた制動力を発生させる通常制御と、運転者によって緊急ブレーキ操作が行われた際に、通常制御時に比して大きな制動油圧を発生させるブレーキアシスト制御とを実行する制動力制御装置において、次の各構成要素を設ける。即ち、マスターシリンダ圧PM/C を検出するM/C圧センサ144 と、このマスターシリンダ圧PM/C が急激に変化した後にこのマスターシリンダ圧PM/C の変動(S)を一定期間(T1 )検出し、この検出結果に基づき変動幅(S)が所定値以下の場合にはブレーキアシスト制御の実行を禁止する。
請求項(抜粋):
ブレーキ踏力に応じた制動力を発生させる通常制御と、運転者によって緊急ブレーキ操作が行われた際に、通常制御時に比して大きな制動油圧を発生させるブレーキアシスト制御とを実行する制動力制御装置において、ブレーキペダルの操作量を検出する操作量検出手段と、前記ブレーキペダルの操作量が急激に変化した後、前記操作量の変動を一定期間検出する変動検出手段と、前記変動検出手段の検出結果に基づき、前記操作量の変動幅が人的ブレーキ操作時に発生する変動幅に対して小さい場合には、前記ブレーキアシスト制御の実行を禁止する第1のブレーキアシスト制御禁止手段とを備えることを特徴とする制動力制御装置。

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