特許
J-GLOBAL ID:200903016292433858

受信機の自動周波数制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-112802
公開番号(公開出願番号):特開平5-308385
出願日: 1992年05月01日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】時間的遅れの無い自動周波数制御を行い、また受信信号にたとえ瞬断が生じても誤った周波数制御を行うことはない。【構成】キャリアセンス信号がONになると、タイマT11をスタートさせ、T11時間が経過する毎に検波信号レベルVn をサンプリングする。そしてサンプリングされたVn の中から最大値Vmax と最小値Vmin を捜し、Vmax -Vmin >VR1であればVn のばらつきが規定の範囲を越えていると判断し周波数制御処理は行わない。またVmax -Vmin ≦VR1であればVn のばらつきが規定の範囲内にあると判断し周波数制御を行う。周波数制御ではキャリアセンス信号のON後t1 経過時の検波信号レベルVt1とそれからt2 経過時の検波信号レベルVt2から誤差電圧VH ,VL を求め、これにより周波数設定データを書換える。
請求項(抜粋):
受信信号を局部発振信号と混合して中間周波数信号に変換した後電圧信号に変換し、さらにこの電圧信号をデジタル信号に変換し、このデジタル信号レベルを演算処理して得られる周波数補正データに基づいて局部発振信号の周波数を制御する場合において、前記中間周波数信号により受信信号の有無を検出し、受信信号の存在を検出したときには、予め設定された規定時間内に前記デジタル信号レベルを予め設定された規定回数サンプリングし、このサンプリングされたサンプリング値のばらつきが予め設定された規定レベルの範囲内にあるときのみデジタル信号レベルをサンプリングし、そのサンプリング値を、中間周波数信号が正規の周波数に設定されているときに特定のデータで変調された信号を受信した際のデジタル信号レベルの理論値と比較し、その誤差が最小となるように周波数補正データを求め、その周波数補正データにより局部発振信号の周波数を制御して中間周波数信号が正規の周波数になるよう制御することを特徴とする受信機の自動周波数制御方法。

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