特許
J-GLOBAL ID:200903016294120814

操舵輪用サスペンション装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-206499
公開番号(公開出願番号):特開平11-048728
出願日: 1997年07月31日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】車両の旋回時の応答性・安定性や直進性を向上するために、ロールステアやコンプライアンスステア等の調整手段を設けただけでは、ステアリング系の中立位置の分かり易さや直進性を向上させることは難しいという課題がある。【解決手段】例えばストラット形式のサスペンションにおいて、ストラット部材7L,7Rに介挿したコイルスプリング13L,13Rのバネ軸線LB をキングピン軸LK に対して前面視で車体上方側で車幅方向内側となり、側面視で車両後方側となるようにねじれの位置の直線に設定して、コイルスプリング13L,13Rのバネ反力によってナックル4L,4Rにキングピン軸回りにトーイン方向のモーメントMを与え、且つタイロッドをアッカマンステア特性を与えるようにナックル4L,4Rに取付けることにより、ステアリング機構に対して中立位置に戻る力を作用させる。
請求項(抜粋):
車輪を回転可能に支持し、キングピン軸回りに転舵可能で且つ車体に対して上下方向に揺動可能に支持された車輪支持部材と、前記車輪支持部材と車体との間にストラット部材及びショックアブソーバの何れかを介して介挿されたバネ部材と、前記車輪支持部材の転舵動作を行うタイロッドとを備えた操舵輪用サスペンション装置において、前記タイロッドは、前記車輪支持部材側の取付点を、前記キングピン軸を中心として所定のナックルアーム半径で描いた円弧上の、当該円弧に対してタイロッドの車体側取付点から引いた接線の交点よりも内側に設け、且つ前記バネ部材のバネ反力によって前記車輪支持部材にキングピン軸回りのトーイン方向に回転させるモーメントが伝達されるように、前記キングピン軸とバネ軸線とがねじれの位置の直線に選定されていることを特徴とする操舵輪用サスペンション装置。
IPC (2件):
B60G 3/18 ,  B60G 15/06
FI (2件):
B60G 3/18 ,  B60G 15/06

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