特許
J-GLOBAL ID:200903016299718017

車輌用前照灯

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森山 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-310023
公開番号(公開出願番号):特開平9-129003
出願日: 1995年11月02日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【課題】 バルブ挿入孔の周縁に環状面部が設けられたステップ付反射鏡を備えた車輌用前照灯において、環状面部からの反射光束による灯具配光性能への悪影響を最小限に抑える。【解決手段】 上記環状面部を、バルブ挿入孔10aに挿着されたH4バルブの副灯フィラメント18後方近傍に焦点位置を有する回転放物面からなる環状曲面部14′で構成する。そして、この環状曲面部14′の上半部に、複数の水平拡散用ステップ14′aを形成する。上記環状曲面部14′の上半部からの反射光束は、副灯点灯時、環状曲面部14′により反転して下方光となる。仮に、水平拡散用ステップ14′aが形成されていないとすれば、図中破線で示すように、副灯配光パターンにおいて部分的に明るい光溜りとなって光ムラを構成することとなるが、上記水平拡散用ステップ14′aの拡散作用により、環状曲面部14′からの反射光束を水平方向に拡散分布させ、これにより光ムラ解消を図る。
請求項(抜粋):
複数の配光用ステップが配列されてなる反射面を備えた反射鏡を有し、この反射鏡の後頂部に形成されたバルブ挿入孔の周縁に環状面部が設けられてなる車輌用前照灯において、上記環状面部の所定範囲に、複数の水平拡散用ステップが形成されている、ことを特徴とする車輌用前照灯。

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