特許
J-GLOBAL ID:200903016303912680

新岩盤セミシールド工法とこの工法に使用する新岩盤セミシールド機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-276097
公開番号(公開出願番号):特開平9-088482
出願日: 1995年09月20日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【目的】 地盤改良区域の粗礫・玉石・転石等を硬化固定して、デスクカッターで破砕し、新岩盤セミシールド機内を経てその切削片を外部の所定場所に排出することが容易に連続的にできる。【構成】従来の岩盤セミシールド機に、土砂改良固化装置22・ロット26・カップリング6・ダウンザホールハンマー3からなるメトロジェット機を付加した新岩盤セミシールド機を使用して、ロット26に設けられた高圧ジェット水を噴射する高圧ジェットノズル11・圧縮空気を噴射するエアーノズル8A・硬化剤を噴射する硬化剤ノズル8B・急結剤を噴射する急結剤ノズル7等により、地盤改良区域24の粗礫・玉石・転石等を、該新岩盤セミシールド機内を経て外部の所定場所に容易に連続的に排出する新岩盤セミシールド工法である。
請求項(抜粋):
新岩盤セミシールド機の前面で該新岩盤セミシールド機の前面部(1)に近い位置にダウンザホールハンマー(3)を配置するようにロット(26)を移動した後に、土砂改良固化装置(22)を駆動してロット(26)を駆動し、ダウンザホールハンマー(3)を前進させて地盤改良区域(24)内部に貫入し、地盤改良区域(24)内に存在する粗礫・玉石・転石を破砕して、高圧ジェット水を高圧ジェットノズル(11)から地盤改良区域(24)内へ噴出し、圧縮空気をエアーノズル(8A)から地盤改良区域(24)内へ噴出し、地盤改良区域(24)内の土砂を泥水と共に排泥口(10)に吸入して、ロット(26)内に配置された排泥パイプや該排泥パイプと接合するホース又はパイプを通じて土砂と泥水を外部の所定場所に排出し、地盤改良区域(24)内の土砂の大半を除去して、一部の土砂が粗礫・玉石・転石と共に残存し粗礫・玉石・転石が泥水中に浮遊する状態にして、硬化剤を硬化剤ノズル(8B)から粗礫・玉石・転石・土砂の各間隙に噴射し、急結剤を急結剤ノズル(7)から粗礫・玉石・転石・土砂の各間隙に噴射して、ロット(26)を新岩盤セミシールド機内に引込み収納し、地盤改良区域(24)内の粗礫・玉石・転石・土砂を硬化剤と急結剤で硬化固定して、デスクカッター(2)を駆動し開口部(27)の吸入機能を作動して、硬化剤と急結剤で硬化固定された粗礫・玉石・転石・土砂をデスクカッター(2)で破砕し、破砕された粗礫・玉石・転石・土砂の切削片を開口部(27)から新岩盤セミシールド機内に取り込み、該新岩盤セミシールド機内に取り込まれた該切削片を該新岩盤セミシールド機と接合したホース又はパイプを通じて外部の所定場所に排出して、地盤改良区域(24)内の粗礫・玉石・転石・土砂を取り除くことを1作業サイクルとする作業サイクルを次々に繰り返して全作業を終了することを特徴とする、新岩盤セミシールド工法。
IPC (3件):
E21D 9/12 ,  E21D 9/06 301 ,  E21D 9/08
FI (3件):
E21D 9/12 D ,  E21D 9/06 301 K ,  E21D 9/08 N

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