特許
J-GLOBAL ID:200903016312084812

生体組織採取針および生体組織採取方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 容一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-073334
公開番号(公開出願番号):特開平5-200032
出願日: 1992年02月25日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 生体組織を侵す程度が小さく、しかも、大きくて適当な組織サンプルを採取できるようにする。【構成】 負圧力式生体組織採取針は、長尺室に軸方向に設けられたカニューレと、カニューレの切断端部の外方にその切断端部が位置するように設けられ、長尺室を軸方向に貫通したスタイレットと、長尺室内においてスタイレットの中間部に設けられた環状のプラグを含むプランジャとを有する。長尺室およびカニューレがプランジャから離れるように移動する際、カニューレが生体組織中に進入するのに伴い、カニューレ内に負の圧力が発生する。カニューレおよび長尺室をスタイレットに対して移動するために、バネで付勢された発射装置が使用される。また生体組織採取方法は、カニューレが生体組織から退却する際、カニューレ内に負の圧力を発生し、これにより、採取した生体組織サンプルをカニューレ内に引き込んで保持するものである。
請求項(抜粋):
切断端部および該切断端部の反対側の端部に設けられた拡大室を有するカニューレと、前記拡大室の外部から該拡大室内を通って前記カニューレ内に延び、前記カニューレからわずかに突出した位置に達しているスタイレットと、前記スタイレットに取り付けられており、前記拡大室内において摺動可能な環状プラグとを具備し、前記プラグが前記拡大室に対して相対的に移動することにより、前記プラグの下方の環状空間内、および、前記拡大室の下方に延びている前記カニューレ内に負の圧力を発生し、この負の圧力により、生体組織サンプルを前記カニューレ内に保持するようにした負圧力式生体組織採取針。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-296643

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