特許
J-GLOBAL ID:200903016332778845

振動計測器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-078239
公開番号(公開出願番号):特開平6-289045
出願日: 1993年04月05日
公開日(公表日): 1994年10月18日
要約:
【要約】【目的】 小型化及び経済化を図る。【構成】 入力振動加速度aが加えられると片持ち梁式振子6は微小変位し、その変位量を差動式変位検出器7で電圧として検出して変位信号dが得られる。信号dを第1微分回路21を通して速度信号vを得、更に信号vを第2微分回路22を通し、サーボ増幅器8で増幅した後負荷インヒーダンス11に印加し、その負荷電流iを加速度信号として取り出すと共にトルカー5に供給する。トルカー5より出力される振動加速度は、入力振動加速度aと反対の極性で振子6に印加される。図1において第1,第2微分回路21,22を除く部分は従来からよく用いられているサーボ式加速度計1である。上記微分回路は構成が簡単であるので同加速度計1のケース内に収納することもできる。図1に点線で示すように第1,第2補助増幅器を用いて振子6のダンピング定数C及びバネ定数Kh を電気的に調整し、測定系の安定性や周波数特性を改善できる。
請求項(抜粋):
加速度により微小変位する片持ち梁式振子と、この振子の変位量を電気信号として検出する差動式変位検出器と、この変位検出器出力を増幅するサーボ増幅器と、このサーボ増幅器の出力を入力して、加速度で変位した上記振子を上記差動式変位検出器の中立点に強制的に拘束するトルクを発生するトルカーからなるサーボ式加速度計を用い、上記差動式変位検出器と上記サーボ増幅器間に第1,第2微分回路を縦続接続し、上記差動式変位検出器の出力端から振動変位信号を、上記第1微分回路出力端から振動速度信号を、更に上記第2微分回路出力端から振動加速度信号をそれぞれ出力できるようにしたことを特徴とする、振動計測器。

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