特許
J-GLOBAL ID:200903016341484579

円筒形カットアウト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-312158
公開番号(公開出願番号):特開平11-144602
出願日: 1997年11月13日
公開日(公表日): 1999年05月28日
要約:
【要約】【課題】簡単な構造にて円筒形カットアウト内部全体の電位集中を緩和する。【解決手段】円筒形カットアウト10の本体碍子11は、高圧電線路における電柱の腕金12に、取付金具13, 支持碍子14, 取付ブラケット15を介して装着されている。前記本体碍子11の内周面に、半導電部としての半導電層Hを所定の厚さに形成した。このため、前記円筒形カットアウト10の装柱状態において、支持碍子14の外表面が汚損して、取付ブラケット15の電位が腕金12及び取付金具13の電位とほぼ同じになることによって生じる各絶縁部分の電圧分担の変化は低減される。従って、前記円筒形カットアウト10内部の電位の集中が緩和され、同円筒形カットアウト10内部におけるコロナ放電の発生が回避できる。
請求項(抜粋):
電柱の腕金に取付ブラケットを介して支持固定される本体碍子を備え、前記腕金と取付ブラケットとは絶縁状態に保持され、前記本体碍子の内部にはヒューズが装備される円筒形カットアウトにおいて、前記本体碍子の内周面のうち少なくとも取付ブラケットに対応する部位には半導電部が設けられている円筒形カットアウト。

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