特許
J-GLOBAL ID:200903016349096080

連続地中壁における通水部の形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-297612
公開番号(公開出願番号):特開平10-121496
出願日: 1996年10月17日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 地下構造物を築造する際にその両側に構築した連続地中壁に、地下構造物の築造後に地下水を流通させる通水部を形成する。【解決手段】 構築すべき連続地中壁Aの一部に縦孔2を掘削し、この縦孔2内にグァガムの高粘度水溶液4と掘削土砂との混合物を充填すると共に止水矢板3を抜き取り可能に建て込む。グァガムは水との混合によって高い粘性を発揮し、このグァガムの高粘度水溶液4により上記縦孔2の孔壁の崩壊を防止すると共に縦孔2内が不透水性となる。さらに、グァガムは地中のバクテリアにより分解されると、高粘度水溶液4の粘度が低下してついには水のような状態となって縦孔2が通水部1となり、止水矢板3を抜き取って地下水の流通を可能にする。
請求項(抜粋):
連続地中壁を構築する際に、該連続地中壁の一部分に、地中のバクテリアにより分解される高粘度の有機物の不透水性水溶液を混合した土砂を充満させている縦孔を連続地中壁の全高に亘って掘削、形成したのち、この縦孔内に止水矢板を建て込んで該止水矢板の両側端部を縦孔の両側孔壁に露出した連続地中壁の対向する壁体部の芯材側端部に抜き取り可能に連結し、構築した連続地中壁に沿って地下構造物を築造、埋設したのち止水矢板を抜き取って縦孔内の土砂部分を透水層部に復元させることを特徴とする連続地中壁における通水部の形成方法。
IPC (2件):
E02D 29/00 ,  E02D 5/20 101
FI (2件):
E02D 29/00 Z ,  E02D 5/20 101

前のページに戻る