特許
J-GLOBAL ID:200903016352837201

マトリクス支援レーザ離脱イオン化-飛翔時間(MALDI-TOF)質量分光用のオンライン液体試料析出インターフェース

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋元 輝雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-550698
公開番号(公開出願番号):特表2002-502543
出願日: 1998年05月22日
公開日(公表日): 2002年01月22日
要約:
【要約】マトリクス支援レーザ離脱イオン化(MALDI)分析用の飛翔時間質量分光器のソース室(5)に直接液体試料を連続オンライン導入するための普遍的なインターフェースが開示される。液体試料は、従来のMALDI分析で使用される液体または固体のマトリクス物質を含み、そしてソース室(5)内の移動する試料ホルダ(22)上に直接析出される。試料ホルダ(22)は準大気圧にあり、試料を急速に乾燥させる。乾燥された試料は続いて離脱領域(26)における窒素レーザ(28)によって試料ホルダ(22)から離脱される。本発明の方法は、特に引き続く走査レーザによるシーケンシャルな離脱を伴う、多重化、毛管配列またはマイクロチップのチャネル(24)からの複数の試料の並列析出に従順である。この形態は特に、高処理性能の質量分光器用に有用である。
請求項(抜粋):
試料を質量分光器内に導入する方法であって、前記方法は、 液体試料を供給する工程と、 準大気圧に維持されたソース室に移動可能な試料受容器を備えた質量分光器を提供する工程と、 前記試料を、噴霧毛管を通して前記ソース室に導入する工程と、 前記試料を、前記噴霧毛管から前記試料受容器の表面上に直接析出させる工程と、 前記析出した試料が前記噴霧毛管から離れて配置された離脱装置に受入可能に前記表面を移動させる工程と、 前記離脱装置を使用して、前記試料受容器の前記表面から前記析出した試料の一部を離脱させる工程とを備えることを特徴とする方法。
IPC (3件):
H01J 49/04 ,  G01N 27/62 ,  G01N 27/64
FI (3件):
H01J 49/04 ,  G01N 27/62 F ,  G01N 27/64 B

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