特許

J-GLOBAL ID：200903016354225203

金属管の局部増厚方法及び装置

発明者： 渡辺 康男 ,  藤田 正継 ,  沖 美津夫 ,  堀切 誠 ,  矢田部 憲志
出願人/特許権者： 第一高周波工業株式会社
代理人 (1件)： 乗松 恭三
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-003138
公開番号（公開出願番号）：特開2003-205337
出願日： 2002年01月10日
公開日（公表日）： 2003年07月22日
要約：

【要約】【課題】 金属管の管軸方向の所望領域に、管肉を内面及び外面の一方若しくは双方に膨出させた増厚部を短時間で効率よく形成する方法を提供する。【解決手段】 金属管1の管軸方向の所望領域を加熱し、加熱した領域の内外面に、管肉を膨出させるべき位置に管全周に亘る開口9を備え、その他の位置に管内面及び管外面を膨出しないように規制する規制面5a,8aを備えた内面金型5及び外面金型8を装着し、その後、金属管1に両端から、開口9のほぼ中心が塑性加工の中心軸となるように圧縮力を作用させて開口9内に管肉を押し込み、増厚部を形成する構成とする。

請求項（抜粋）：

金属管の管軸方向の一部領域に、管肉を内面及び外面の一方若しくは双方に膨出させて増厚部を形成する方法であって、前記金属管の、増厚部形成のために塑性変形させるべき領域を加熱し、次いで、加熱した領域の金属管内面及び外面にそれぞれ、管肉を膨出させるべき位置には管全周に亘る開口を備え、その他の位置には管内面及び管外面を膨出しないように規制する規制面を備えた内面金型及び外面金型を装着し、その後、前記金属管を、前記金型を装着した部分の両側から金型内に相対的に押し込んで行くことにより、前記加熱した領域の金属管の管肉を前記開口にその両側から塑性流入させて前記増厚部を据込み形成することを特徴とする金属管の局部増厚方法。

Fターム (7件)：

4E087AA10 ,  4E087BA18 ,  4E087CA35 ,  4E087CB01 ,  4E087CC05 ,  4E087EC01 ,  4E087HB01