特許
J-GLOBAL ID:200903016356311590
低温靱性に優れた引張強さ900MPa級以上の高強度ラインパイプ用鋼板およびそれを用いたラインパイプならびにそれらの製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
青木 篤
, 石田 敬
, 古賀 哲次
, 亀松 宏
, 永坂 友康
, 西山 雅也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-327244
公開番号(公開出願番号):特開2007-131925
出願日: 2005年11月11日
公開日(公表日): 2007年05月31日
要約:
【課題】低温靱性に優れた引張強さ900MPa級以上の高強度ラインパイプ用鋼板およびそれを用いたラインパイプならびにそれらの製造方法を提供する。【解決手段】本発明鋼板は、主にC:0.03〜0.07%、Si:0.02〜0.6%、Mn:1.5〜2.5%、W:0.2〜1.2%、Nb:0.01〜0.10%、Ti:0.005〜0.030%、Al:0.10%以下、N:0.001〜0.006%を含有し、P値(=2.7C+0.4Si+Mn+0.5(1+β)W+0.8Cr+0.45(Ni+Cu)+(1+β)Mo-1+β、但し、B≧0.0003%ではβ=1、B<0.0003%ではβ=0)が2.5〜4.0を満足し、ベイナイト又はベイナイトとマルテンサイトの混合組織を有することを特徴とし、その製造方法は、前記成分スラブを1000〜1250°Cに加熱し、再結晶域で粗圧延し、700〜900°Cのオーステナイト未再結晶域で累積圧下量75%以上の圧延をし、オーステナイト域から1〜40°C/秒で500°C以下まで加速冷却することを特徴とする。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、
C :0.03〜0.07%、
Si:0.02〜0.6%、
Mn:1.5〜2.5%、
P :0.015%以下、
S :0.003%以下、
W :0.2〜1.2%、
Nb:0.01〜0.10%、
Ti:0.005〜0.030%、
Al:0.10%以下、
N :0.001〜0.006%
を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、下記に定義されるP値が2.5〜4.0を満足する鋼板であって、そのミクロ組織がベイナイトまたはベイナイトとマルテンサイトの混合組織であり、幅方向の引張強さTS-Tが880〜1080MPaであることを特徴とする、低温靱性に優れた引張強さ900MPa級以上の高強度ラインパイプ用鋼板。
P=2.7C+0.4Si+Mn+0.5(1+β)W+0.8Cr+0.45(Ni+Cu)+(1+β)Mo-1+β
但し、B≧0.0003%ではβ=1、B<0.0003%ではβ=0
また、ここでの元素記号は当該元素の含有量(質量%)を表すものとする。
IPC (5件):
C22C 38/00
, C22C 38/14
, C22C 38/58
, C21D 8/02
, B21C 37/08
FI (5件):
C22C38/00 301B
, C22C38/14
, C22C38/58
, C21D8/02 B
, B21C37/08 E
Fターム (28件):
4E028CB04
, 4E028CB06
, 4K032AA01
, 4K032AA02
, 4K032AA04
, 4K032AA08
, 4K032AA11
, 4K032AA14
, 4K032AA16
, 4K032AA17
, 4K032AA19
, 4K032AA21
, 4K032AA22
, 4K032AA23
, 4K032AA24
, 4K032AA27
, 4K032AA29
, 4K032AA31
, 4K032AA35
, 4K032AA36
, 4K032AA37
, 4K032AA40
, 4K032BA01
, 4K032CA02
, 4K032CA03
, 4K032CB02
, 4K032CD02
, 4K032CD03
引用特許:
出願人引用 (3件)
-
特許第3244981号公報
-
特許第3408385号公報
-
特許第3519966号公報
審査官引用 (2件)
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