特許
J-GLOBAL ID:200903016357421640

スイッチング電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥田 和雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-343115
公開番号(公開出願番号):特開平6-169566
出願日: 1992年11月30日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】【目的】 出力トランスの飽和を防止すると共に安定した起動特性を得て、また、出力短絡時等の異常時の安全性を高めること。【構成】 出力電流が増加していった場合、スイッチングトランジスタQ1 のドレイン電流Idも増加する。これを抵抗R4 に生ずる電圧にて検出することで、トランジスタQ3 がオンして、スイッチングトランジスタQ1 を制御し従来からの過電流保護開始時点より、ヘの字特性で過電流保護を行う。更に出力電流が増加していくと、抵抗R1 の値を大きくしているために、コンデンサC1 の充電時間が長くなり、そのため、更に大きい出力電流値の点からフの字垂下特性で過電流保護が行われる。従って、過電流保護の開始時点は従来と同様に開始でき、抵抗R1 の値を大きくしているため、起動特性が良くなる。従って、出力トランスTの飽和も防止できる。
請求項(抜粋):
直流電源と、この直流電源から電源電圧が印加される出力トランスの1次巻線と、この1次巻線と直列に接続されスイッチング動作を行う主スイッチング素子と、この主スイッチング素子の制御端子と直流電源の正極側との間に接続された起動抵抗と、上記主スイッチング素子のオン期間を制御する制御用トランジスタと、上記出力トランスの2次巻線に接続されて負荷に電力を供給する整流平滑回路と、出力トランスの出力電圧を検出する出力電圧検出部と、上記出力トランスの帰還巻線に発生する電圧と上記出力電圧検出部からの信号により上記制御用トランジスタを駆動して出力電圧制御及び過電流保護を行う抵抗及びコンデンサからなる時定数回路とを備え、所定の第1の出力電流値で上記主スイッチング素子を制御して略ヘの字カーブで過電流保護の動作を開始させるバイアス制御回路を設け、上記第1の出力電流値より大きい第2の出力電流値で主スイッチング素子を制御して略フの字垂下特性で過電流保護の動作を開始させるべく上記時定数回路の抵抗の抵抗値を大きく設定したことを特徴とするスイッチング電源装置。
IPC (5件):
H02M 3/28 ,  G05F 1/56 320 ,  H02H 3/24 ,  H02H 7/12 ,  H02M 3/338
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-248965

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