特許
J-GLOBAL ID:200903016357830582

車両用キースイッチ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-008540
公開番号(公開出願番号):特開平7-259410
出願日: 1995年01月23日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】 キー孔にキーを浅く挿入して回転させた場合にタンブラが損傷することを防止する。【構成】 アウタシリンダ1の内部に回転自在に支持されたインナシリンダ2に、アウタシリンダ1のタンブラ係合溝12 に係合する複数のタンブラ6と一対のシリンダピン8とを半径方向摺動自在に支持する。キーKをキー孔21 の奥まで正しく挿入すると、キーKの符号谷K1 によりタンブラ6がタンブラ係合溝12から離脱するとともに、キーKの先端部K2 により一対のシリンダピン8がタンブラ係合溝12 から離脱し、インナシリンダ2の回転が許容される。キーKをキー孔21 の奥まで正しく挿入しないで回転させると、高剛性のシリンダピン8とタンブラ係合溝12 との係合により、インナシリンダ2の回転が規制されてタンブラ6の損傷が防止される。
請求項(抜粋):
内周面に軸方向に延びるタンブラ係合溝(12 )が形成されたアウタシリンダ(1)と、軸方向に延びるキー孔(21 )を有してアウタシリンダ(1)の内周面に回転自在に支持されたインナシリンダ(2)と、インナシリンダ(2)に半径方向摺動自在に支持されてアウタシリンダ(1)のタンブラ係合溝(12 )に係合するとともにキー孔(21 )へのキー(K)の挿入によって前記タンブラ係合溝(12 )から離脱可能な複数のタンブラ(6)とよりなるシリンダ錠(L)と;前記シリンダ錠(L)のインナシリンダ(2)の回転に連動してステアリング装置をロックするステアリングロック機構(SL)と;前記シリンダ錠(L)のインナシリンダ(2)の回転に連動してイグニッション回路(29)をオンするスイッチ機構(SW)と;を備えた車両用キースイッチ装置において、タンブラ(6)よりも高い剛性を有してアウタシリンダ(1)のタンブラ係合溝(12 )に係合するシリンダピン(8)をインナシリンダ(2)に半径方向摺動自在に支持し、このシリンダピン(8)をキー孔(21 )に完全に挿入されたキー(K)の先端部(K2 )との当接によってタンブラ係合溝(12 )から離脱させることを特徴とする、車両用キースイッチ装置。
IPC (3件):
E05B 65/12 ,  B60R 25/02 ,  E05B 17/22
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-286449

前のページに戻る