特許
J-GLOBAL ID:200903016358899322
図形描画装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
阪本 紀康
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-229782
公開番号(公開出願番号):特開平8-096149
出願日: 1994年09月26日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】 例外のない簡単な処理によって閉じた輪郭線内の塗り潰しを含む図形の描画を高速に実行可能とすることを目的とする。【構成】 始点P 間を結ぶ輪郭線を構成する処理対象辺の方向と方向記憶レジスタに記憶された辺方向の方向関係が判定されることにより、フラグ設定エリアに色コード切替えフラグが設定されてゆく。その後、処理対象辺の方向が走査方向と平行でない場合に方向記憶レジスタの内容がその辺方向に変更される。この結果、例えば走査方向と平行な水平な辺の次の辺について処理が行われる時点において、その水平な辺の前に処理された辺の方向情報が方向記憶レジスタに保存されているため、水平な辺の始点の処理をさかのぼるといった例外処理を行うことなく、色コード切替えフラグの設定が適切に行われる。
請求項(抜粋):
所定の走査方向に沿って、表示手段上の各表示位置に対応する色コード切替え情報記憶手段内の各記憶位置から色コード切替え情報を読み出し、該色コード切替え情報に従って前記表示手段上の各表示位置に所定の複数の色コードを切り替えながら設定することにより、図形を描画する図形描画装置において、図形の輪郭線上の各辺の位置を示す情報を指定する輪郭線情報指定手段と、辺の方向を記憶する辺方向記憶手段と、図形の輪郭線に沿って前記輪郭線情報指定手段によって順次指定される辺である処理対象辺の方向を判定する処理対象辺方向判定手段と、該処理対象辺方向判定手段により判定された前記処理対象辺の方向と前記辺方向記憶手段に記憶された辺方向との関係を判定する辺方向関係判定手段と、前記処理対象辺の始点の表示位置に関し、前記処理対象辺方向判定手段により判定された前記処理対象辺の方向が前記走査方向と平行ではなく、かつ該処理対象辺の方向と前記辺方向記憶手段に記憶された辺方向との関係が所定の辺方向関係である場合に、前記処理対象辺の始点の表示位置に対応する前記色コード切替え情報記憶手段内の記憶位置に前記色コード切替え情報を設定する第1の色コード切替え情報設定手段と、前記処理対象辺上の各表示位置であって前記処理対象辺の両端の表示位置以外の各表示位置に関し、前記処理対象辺方向判定手段によって判定された前記処理対象辺の方向が前記走査方向と平行ではなく、かつ前記処理対象辺の両端の表示位置以外の各表示位置が、前回に処理対象であった表示位置から前記走査方向に直交する方向に変化している場合に、前記処理対象辺の両端の表示位置以外の各表示位置に対応する前記色コード切替え情報記憶手段内の記憶位置に前記色コード切替え情報を設定する第2の色コード切替え情報設定手段と、前記処理対象辺方向判定手段によって判定された前記処理対象辺の方向が前記走査方向と平行でない場合に、前記第1の色コード切替え情報設定手段による処理の後に、前記辺方向記憶手段が記憶する辺方向を前記処理対象辺の方向に変更する辺方向記憶制御手段と、を有することを特徴とする図形描画装置。
IPC (3件):
G06T 11/40
, G09G 5/02
, G09G 5/36 530
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