特許
J-GLOBAL ID:200903016362278677
乾海苔製造装置および乾海苔製造装置における乾海苔のはぎ方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高松 利行 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-108484
公開番号(公開出願番号):特開平9-271368
出願日: 1996年04月03日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】 乾海苔を海苔簀から確実にはぎ取ることができる乾海苔製造装置および乾海苔製造装置における乾海苔のはぎ方法を提供することを目的とする。【解決手段】 ホルダー3に保持された海苔簀4を吸引ベルト21の上で停止させる。摺動ローラ34と第1の押えローラ40を海苔簀4の上流側端部上に接地させ、摺動ローラ34を海苔簀4上を摺動させることにより海苔簀4を引き伸ばし、海苔簀4の下面に展着する乾海苔5を海苔簀4から剥離する。また第2の押えローラ43を海苔簀4の下流側端部上に接地させ摺動ローラ34を逆方向に摺動させ、乾海苔5を完全に剥離する。次に海苔簀4を迂回ローラ54に沿って迂回させて前方へ送りながら、吸引ベルト21で乾海苔5を吸着し、吸引ベルト21を回動させて乾海苔5を海苔簀4から分離しながら搬出コンベヤ66へ送り出す。
請求項(抜粋):
ホルダーを搬送するコンベヤと、このコンベヤにより搬送されるホルダーに保持された海苔簀上に生海苔をすき上げるすき機および海苔簀上にすき上げられた生海苔を脱水する脱水機と、ホルダーをコンベヤにより搬送しながら海苔簀に展着した生海苔を乾燥させる乾燥室と、乾燥が終了して海苔簀に展着する乾海苔を海苔簀からはぎ取るはぎ機とを備えた乾海苔製造装置において、前記はぎ機が、海苔簀の下面に展着した乾海苔に下方から当接して回動する無端の吸引ベルトと、この吸引ベルトの内部を真空吸引することにより乾海苔を吸引ベルトの上面に吸着させる吸引ユニットと、海苔簀の上面に接離自在に接地して海苔簀上を摺動する摺動ローラと、海苔簀の搬送方向における上流側端部に接離自在に接地する第1の押えローラと、海苔簀の搬送方向における下流側端部に接離自在に接地する第2の押えローラと、第2の押えローラよりも搬送方向における下流側にあって、第2の押えローラが海苔簀の上面に接地した状態で、前記コンベヤにより前記ホルダーを搬送する際に海苔簀を前記吸引ベルトから分離させる方向へ迂回させる迂回用ローラとを備えたことを特徴とする乾海苔製造装置。
前のページに戻る