特許
J-GLOBAL ID:200903016368581126
位置確認システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-295527
公開番号(公開出願番号):特開平9-138269
出願日: 1995年11月14日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】 この発明は、被捜索局側装置における一切の操作を必要とすることなく、捜索に関する高精度の情報を捜索局側で入手出来るとともに、被捜索局側での誤発信の回避、電池消耗の極小化等を図った被捜索局の位置を確認出来る位置確認システムを得るためになされたものである。【解決手段】 上記目的を達成するために、本発明に係る位置確認システムは、遭難者等の被捜索側が携行する被捜索局1と、航空機等の移動体に装備する捜索局2とがあって、被捜索局は捜索局から個別指定された場合に、保持回路を保持し送信起動を行なって、自動的に捜索局から送られてきた位置決め信号を応答電波に載せて捜索局に送り返し、捜索局では捜索局からの位置決め信号と被捜索局から送り返されてきた位置決め信号を比較することによって往復に要した遅れ時間を測定し、これによって捜索局と被捜索局との間の距離を求める。この測定を3ケ所以上の異なった位置で行い、その結果にもとずいて被捜索局の位置を決定するようにしている。
請求項(抜粋):
被捜索側の被捜索局と、移動体に装備する捜索側の捜索局とより構成される位置確認システムに於いて、被捜索局には、イ 捜索局から送り出された個別識別信号を受信して検出し出力する個別識別信号検出回路を備えた個別識別信号受信部と、ロ 捜索局から送り出された位置決め信号を受信し復調する位置決め信号復調回路を備えた位置決め信号受信部と、ハ 前記位置決め信号復調回路で復調して得られた位置決め信号を捜索局に向け送信する変調回路と送信回路とを備えた応答送信部と、ニ 前記個別識別信号検出回路の出力信号を受けて、前記位置決め信号の送出に必要な所定時間保持動作を継続する保持回路を備えた保持部と、この保持部の保持動作信号を受けて前記応答送信部を送信起動するスイッチ回路とを備えた送信起動部、とを備え、捜索局には、ホ 任意に設定された測定地点で、各々送出時間を所定値に設定された前記個別識別信号と前記位置決め信号とを送出する信号発生部と、へ 前記個別識別信号と前記位置決め信号によって変調された送信信号を被捜索局に向け送出する変調回路と送信回路とを備えた送信部と、ト 捜索局から送り出され被捜索局を経由して捜索局に帰ってきた位置決め信号を受信し復調する復調回路を備えた受信部と、チ 前記受信部で得られた位置決め信号と前記送信部から送り出された位置決め信号とを比較しその比較結果に基ずき測定地点から被捜索局までの距離を割り出す比較回路を備えた距離演算部と、リ 各測定地点に於ける捜索局の自己位置を確認する自己位置標定部と、ヌ 複数の各測定地点から被捜索局までの各距離情報と各測定地点における捜索局の自己位置情報に基ずき、被捜索局の位置を決定する位置決定部とを備え、複数の地点で測定して得た該各測定地点から被捜索局までの各距離情報に基ずき、被捜索局の位置を決定するようにしたことを特徴とする位置確認システム。
IPC (3件):
G01S 5/12
, G01S 13/76
, H04B 1/59
FI (3件):
G01S 5/12
, G01S 13/76
, H04B 1/59
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