特許
J-GLOBAL ID:200903016369818618

孔版印刷装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏木 慎史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-009946
公開番号(公開出願番号):特開2001-191629
出願日: 2000年01月13日
公開日(公表日): 2001年07月17日
要約:
【要約】【課題】 インキから水分が蒸発したり、インキの種類が異なること等により、インキの粘度が異なる場合であっても、マスタの穿孔部から滲み出るインキ量を最適値に維持して良好な印刷を行えるようにする。【解決手段】 版胴2内に供給されたインキがインキローラ20とドクターローラ21との間を通り抜けるとき、ドクターローラ21はインキローラ20から離反する方向へ移動し、このとき、ドクターローラ21に作用する移動力から、インキの粘度を検知できる。そこで、そのインキの粘度に応じた様々な調整、例えば、印刷速度を変える、マスタ9の穿孔径を変える、押圧体5の押圧力を変える等の調整を行うことにより、インキの粘度の高低に拘らず、印刷用紙Sに転移されるインキ量を最適な量に維持して高い印刷品質を得ることができる。
請求項(抜粋):
マスタ原紙を加熱溶融穿孔してマスタを製版する製版部と、軸線を中心に回転駆動されて外周面に前記マスタが巻き付けられる多孔性円筒状の版胴と、前記版胴の外周面に押圧される押圧体と、インキローラとドクターローラとを備えて前記版胴内に配置されたインキ供給機構とを有し、前記インキ供給機構から前記版胴の内周面へインキを供給するとともに前記版胴の外周面に巻き付けられた前記マスタに印刷用紙を前記押圧体で押圧することにより前記マスタの穿孔部から滲み出たインキを前記印刷用紙に転移させて印刷を行う孔版印刷装置において、前記インキローラを前記ドクターローラに対して接離する方向へ移動自在に設け、前記インキローラの外周面に付着したインキが前記ドクターローラとの間を通り抜けるときに前記ドクターローラを前記インキローラから離反させる向きに作用する移動力を検出する移動力検出部を設けたことを特徴とする孔版印刷装置。
IPC (2件):
B41L 13/18 ,  B41L 13/04
FI (2件):
B41L 13/18 N ,  B41L 13/04 N

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