特許
J-GLOBAL ID:200903016371296343

工具用被覆窒化ケイ素焼結体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-220983
公開番号(公開出願番号):特開平5-043323
出願日: 1991年08月06日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】 窒化ケイ素を主成分とする焼結体の基材の組成成分と基材表面の被膜構成を最適に組合わせることにより、工具としての耐摩耗性及び耐欠損性を最大限に発揮させた被覆窒化ケイ素焼結体を提供する。【構成】 希土類元素の化合物とアルミニウムの化合物とハフニウムの化合物との最適量を含有した窒化ケイ素焼結体の基材表面にチタンの化合物でなる内層とアルミニウムの化合物でなる外層、又はさらにチタンの化合物の最外層をそれぞれ最適厚さに被覆した被覆窒化ケイ素焼結体。【効果】 従来の被覆窒化ケイ素焼結体及び本発明から外れた被覆窒化ケイ素焼結体に比べて、耐摩耗性で同等〜1.9倍、耐欠損性で1.1〜1.9倍も優れるという効果がある。
請求項(抜粋):
窒化ケイ素を主成分とする焼結体の基材表面に硬質被膜を被覆してなる被覆窒化ケイ素焼結体において、該基材が希土類元素の酸化物,酸窒化物及びこれらの相互固溶体の中の少なくとも1種の希土類元素の化合物1〜8重量%と、1〜8重量%の窒化アルミニウム又は2重量%以下の酸化アルミニウムに2〜10重量%の窒化アルミニウムを組合わせたアルミニウム化合物と、酸化ハフニュウム,酸窒化ハフニウム,酸炭化ハフニウム,酸窒炭化ハフニウムの中の少なくとも1種のハフニウム化合物1〜8重量%と、残りが窒化ケイ素でなる焼結体で、該硬質被膜が窒化チタン,炭化チタン,酸窒化チタン,酸炭化チタン,窒炭化チタン,酸窒炭化チタンの中の1種の単層又は多層でなる平均層厚0.1〜3.0μmの内層と、酸化アルミニウム又は酸窒化アルミニウムの単層もしくは多層でなる平均層厚0.1〜3.0μmの外層とでなることを特徴とする工具用被覆窒化ケイ素焼結体。
IPC (3件):
C04B 35/58 102 ,  B23P 15/28 ,  C04B 41/89

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