特許
J-GLOBAL ID:200903016378907119

沸騰冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-330986
公開番号(公開出願番号):特開2000-156445
出願日: 1998年11月20日
公開日(公表日): 2000年06月06日
要約:
【要約】【課題】 冷媒槽の限られたスペース内で圧損の大きな液戻り通路10を形成でき、且つ孔12等の発熱体取付け構造と干渉することなく、液戻り通路10を設けることのできる沸騰冷却装置を提供すること。【解決手段】 冷媒槽には、放熱器で液化された凝縮液を沸騰空間7へ戻すための液戻り通路10が設けられ、他方のヘッダ接続部9の下部から下方へ延びて沸騰空間7の最下部に通じている。この液戻り通路10には、通路抵抗を増大させるための抵抗部として通路途中に曲がり部10aが設けられている。また、冷媒槽には、固定部材等により発熱体を固定するための孔12が沸騰空間7の周囲に複数箇所設けられている。但し、液戻り通路10の外側にある孔12aは、液戻り通路10の曲がり部10aによって生じるスペースに設けられている。
請求項(抜粋):
内部に液冷媒を貯留し、その液冷媒が発熱体の熱を受けて沸騰する沸騰空間を有する冷媒槽と、この冷媒槽より流入する冷媒蒸気を外部流体との熱交換によって液化する放熱器とを備えた沸騰冷却装置であって、前記冷媒槽は、前記沸騰空間で沸騰した冷媒蒸気を前記放熱器へ導く蒸気流出口と、前記放熱器で液化された凝縮液を前記沸騰空間へ戻すための液戻り通路とを有し、この液戻り通路が前記沸騰空間の側方に設けられ、且つ前記液戻り通路に通路抵抗を増大する抵抗部が設けられていることを特徴とする沸騰冷却装置。
Fターム (5件):
5F036AA01 ,  5F036BA08 ,  5F036BB44 ,  5F036BB56 ,  5F036BC03

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