特許
J-GLOBAL ID:200903016379635929

Al基複合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-085969
公開番号(公開出願番号):特開平10-263793
出願日: 1997年03月19日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】 Al基本体2と、それに鋳ぐるまれた鋳鉄材3との接合強度の高いAl基複合体1を得る。【解決手段】 鋳鉄材3表面の酸化膜を除去すると共にその表面を活性化する工程、鋳鉄材3表面に、厚さaが0.8μm≦a≦5μmの保護メッキ層を形成する工程、鋳鉄材3を還元ガス雰囲気中で予熱すると共に保護メッキ層表面の酸化物を還元する工程、鋳鉄材3をAl基溶湯中に浸漬することにより、保護メッキ層を拡散現象により消失させて鋳鉄材3表面にAl基メッキ層を形成する工程、鋳鉄材3を不活性ガス雰囲気中にて急冷する工程および鋳鉄材3をAl基本体2に鋳ぐるむ工程とを用いる。
請求項(抜粋):
Al基本体(2)と、そのAl基本体(2)に鋳ぐるまれた鋳鉄材(3)とよりなるAl基複合体(1)を製造するに当り、前記鋳鉄材(3)表面の酸化膜を除去すると共にその表面を活性化する第1工程と、前記鋳鉄材(3)表面に、厚さaが0.8μm≦a≦5μmの保護メッキ層(4)を形成する第2工程と、前記鋳鉄材(3)を還元雰囲気中で予熱すると共に前記保護メッキ層(4)表面の酸化物を還元する第3工程と、前記鋳鉄材(3)をAl基溶湯(5)中に浸漬することにより、前記保護メッキ層(4)を拡散現象により消失させて前記鋳鉄材(3)表面にAl基メッキ層を形成する第4工程と、前記鋳鉄材(3)を不活性ガスおよび還元ガスの一方の雰囲気中にて急冷する第5工程と、前記鋳鉄材(3)を前記Al基本体(2)に鋳ぐるむ第6工程とを順次行うことを特徴とするAl基複合体の製造方法。
IPC (2件):
B22D 19/08 ,  B22D 19/00
FI (3件):
B22D 19/08 D ,  B22D 19/00 J ,  B22D 19/00 W

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