特許
J-GLOBAL ID:200903016392170498

燃料電池システムの水回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-022191
公開番号(公開出願番号):特開平8-195209
出願日: 1995年01月17日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】【目的】 燃料電池内で発生する生成水等を回収して再利用する。【構成】 燃料電池3内から回収した大気圧(1.0ata )の水Wを、システム圧(1.5ata )の水補給系統Sの加湿器12に対して、燃料電池3の運転を停止させることなく円滑に供給可能とし、燃料電池3の付帯設備である貯水タンクの小型化、給水回数の削減等によって、システム効率の向上が図れ、連続走行距離を長くできる。
請求項(抜粋):
燃料電池内から生成水等の水を回収し、この回収された水を燃料電池システムの水補給系統を介してガス加湿器あるいは燃料ガス改質器等の給水を必要とする部分に供給する燃料電池システムの水回収装置において、燃料電池の水回収系統に開閉自在な第1バルブを介して連通された第1タンクと、この第1タンクに開閉自在な第2バルブを介して連通されるとともに前記燃料電池の水補給系統に接続された第2タンクと、前記第1タンクに連通し、この第1タンク内の圧力変化を吸収する圧力変化吸収手段と、前記第1タンク内の圧力を、前記第2タンク内の圧力に揃えた後、この第2タンク内の減圧に伴って前記第1タンク内の水を第2タンク内に供給するように前記第1バルブと第2バルブの開閉を制御する制御手段とを有することを特徴とする燃料電池システムの水回収装置。

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