特許
J-GLOBAL ID:200903016404459251

光コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-217879
公開番号(公開出願番号):特開平11-064683
出願日: 1997年08月12日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】 光コネクタのフェルールの研磨や組立作業性を向上させる。【解決手段】 先端面23に研磨を施したフェルール24に光ファイバ22を内装固定し、その外周側に、軸方向へ摺動可能にハウジング21を設ける。フェルール24とハウジング21との間に付勢手段13を設ける。ハウジング21に挿通切り込み部14aと係止切り込み部14bとからなる係止部15を形成する。アダプタ1に、ハウジング21の係止切り込み部14bに係止可能な係止突起6を形成する。フェルール24の後端側に、フェルール24側の光ファイバ22と別途挿入した光ファイバ22aを接続するメカニカルスプライスを利用した構成の接続機構25を設ける。接続機構25の調心軸線方向側方に向けて開口した差込口に開放部材を挿抜することにより、接続機構25を構成する下部本体部41と蓋体44、45との間を開閉操作して、光ファイバ22aの接続作業を行わせる。
請求項(抜粋):
アダプタ(1)を介して互いに接続される光コネクタ(20)であって、光ファイバ(22)が内装固定され先端研磨が施されてなるフェルール(24)と、該フェルールの外周側に、軸方向へ摺動可能に設けられたハウジング(21)と、前記フェルールと前記ハウジングとの間に設けられた付勢手段(13)と、前記アダプタへ接続すべく、前記フェルールを前記アダプタへ挿入するとともに前記ハウジングを前記アダプタの外周へ嵌め込んだ際に、前記付勢手段によって前記フェルールの端面(23)が接続方向へ付勢される位置にて前記ハウジングを前記アダプタに係止する係止手段(6、15)と、前記フェルールの後端側に配置されて前記光ファイバのフェルール後端から突出した部分と別の光ファイバ(22a)とを位置決め調心して突き合わせ接続し、クランプすることで接続状態を維持する接続機構(25)とを具備してなり、接続機構は、フェルールから後側に突設された半割り状の本体部(41)と、突き合わせ接続する光ファイバの対を前記本体部との間に挟み込む蓋体(44)と、本体部と蓋体との間にて接続する両光ファイバを突き合わせ可能に位置決め調心する調心機構(47)と、本体部と蓋体とに光ファイバをクランプするためのクランプ力を付与するクランプ力付与手段(46)と、該クランプ力付与手段の付勢力に抗して本体部と蓋体との間を押し開く開放部材(48)が差し込まれる差込口(49)とを備え、前記差込口が光ファイバ調心軸線方向側方に向けて開口されてなることを特徴とする光コネクタ。

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