特許
J-GLOBAL ID:200903016410425679

燃料電池発電装置の運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-122070
公開番号(公開出願番号):特開平8-315836
出願日: 1995年05月22日
公開日(公表日): 1996年11月29日
要約:
【要約】【目的】セル出力電圧を所定値以下に保持して損傷の発生を防止し、長期にわたり安定して使用できる燃料電池発電装置の運転方法を得る。【構成】燃料電池本体1の空気極への反応空気供給配管に窒素ガス流量調整弁7を備えた窒素ガス供給配管を接続し、発電運転に際して、燃料電池本体1の出力電圧を検知する電圧計8の出力電圧信号を制御装置9に送り、制御装置9で基準電圧と比較して、所定値以上のとき窒素ガス流量調整弁7へ弁を開状態とする制御信号を送って、反応空気に窒素ガスを混入させ、酸素濃度を低くして空気極に供給することによりセル出力電圧を所定値以下に保持する。
請求項(抜粋):
電解質層を空気極と燃料極とで挟持してなる単セルを複数積層して燃料電池本体を形成し、空気極に備えたガス通流路に酸化剤ガスを、また燃料極に備えたガス通流路に燃料ガスを通流させて発電する燃料電池発電装置において、燃料電池本体の負荷条件に対応して流量制御される窒素ガスを酸化剤ガスに混入させて空気極のガス通流路に通流することを特徴とする燃料電池発電装置の運転方法。

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