特許
J-GLOBAL ID:200903016413744449
ガスタービンを単純サイクル及び蒸気タービンとの複合サイクルで運転するための方法及び装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-327373
公開番号(公開出願番号):特開平7-208115
出願日: 1994年12月28日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】 単純サイクル及び蒸気タービンとの複合サイクルでガスタービンを運転する方法において、簡単で機能が確実である、コスト的に有利な方法を提供すると共に、単純サイクルから複合サイクルへの乃至はそれとは逆の、問題のない切換えができるようにする。【構成】 そのため、冷却空気12を冷却するためガス状媒体14を冷却器8を介して廃熱ボイラ3に供給し、冷却器8内でガス状媒体14を、ガスタービン1の冷却空気12との熱交換によって冷却空気12の温度近くまで昇温させ、続いて昇温したガス状媒体14をガスタービン2の廃ガス5に混入し、発生した廃ガス-高温ガスの混合体18を複合サイクルでは水/蒸気回路4に供給し、単純サイクルでは大気に放出する。
請求項(抜粋):
ガスタービンを単純サイクル及び蒸気タービンとの複合サイクルで運転する方法であって、a)ガスタービンの廃ガスを廃熱ボイラに供給し、b)廃熱ボイラにおいて廃ガスの熱エネルギの大部分を水/蒸気回路に伝達し、c)水/蒸気回路内で蒸気タービンに負荷可能な生蒸気を発生させ、d)廃熱ボイラの廃ガスを煙突を通して大気中に放出し、e)圧縮機によって圧縮された空気の1部分をガスタービンのための冷却空気として使用してガスタービンの入口の前方を冷却する方法において、f)冷却空気(12)を冷却するためガス状媒体(14)を冷却器(8)を介して廃熱ボイラ(3)に供給し、g)冷却器(8)内でガス状媒体(14)を、ガスタービン(1)の冷却空気(12)との熱交換によって冷却空気(12)の温度近くまで昇温させ、h)続いて昇温したガス状媒体(14)をガスタービン(2)の廃ガス(5)に混入し、i)発生した廃ガス-高温ガスの混合体(18)を複合サイクルでは水/蒸気回路(4)に供給し、単純サイクルでは大気に放出することを特徴とする、ガスタービンを単純サイクル及び蒸気タービンとの複合サイクルで運転するための方法。
IPC (2件):
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