特許
J-GLOBAL ID:200903016426080655

加入者回線試験方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内原 晋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-245363
公開番号(公開出願番号):特開平5-083377
出願日: 1991年09月25日
公開日(公表日): 1993年04月02日
要約:
【要約】【構成】電話機5から通話スイッチ9に収容されているビットエラー率測定装置14に接続するための第1,第2の特定電話番号をダイヤルし、ビットエラー率測定装置14が起動したときその加入者がそのとき使う通話チャネルを第1,第2の特定電話番号に対応した経路でのループバック状態とし、あらかじめ定められた時間、ビット誤り率を測定し、その測定結果を可聴音送出装置13から発呼者へデジタル信号の可聴音として送出する。【効果】宅内機器からの試験の起動およびデジタル伝送の品質評価ができ且つ異なる経路でのビット誤り率の測定をくりかえして不具合箇所を特定できる。
請求項(抜粋):
宅内機器と交換機とを接続する加入者回線を試験する加入者回線試験方式において、前記宅内機器側で前記加入者回線を終端し、加入者回線を介し折り返し指示を受信したとき指定されたチャネルの前記宅内機器側および前記加入者回線側を切り離して少なくとも前記加入者回線側で送受話路を接続して折り返し回路を形成する一方、折り返し解除を受信したとき前記折り返し回路を復旧する網終端装置と、前記交換機の通話路スイッチに収容接続し前記交換機側で前記加入者回線を終端し、前記折り返し指示あるとき指定されたチャネルの前記加入者回線側および前記通話路スイッチ側を切り離して少なくとも前記通話路スイッチ側で送受話路を接続して折り返し回路を形成する一方、折り返し解除のあるとき前記折り返し回路を復旧する加入者回路と、前記通話路スイッチに収容接続し起動を受けたとき前記通話路スイッチの送話路を介してビット列を送信し、送信したビット列を同一チャネルの受話路から受信したときあらかじめ定められた時間だけ送受信両者のデジタル信号を比較してビットエラー率を測定し、測定結果情報として複数のビットエラー率を出力するビットエラー率測定装置と、このビットエラー率測定装置から受信するビットエラー率に対応するデジタル信号による可聴音を前記通話路スイッチを介して送信する可聴音送出装置と、前記宅内機器側から加入者回線試験のための第1の特定の宛先符号を受信したときは受信した加入者回線のチャネルを指定して前記通話路スイッチに指示して指定したチャネルを前記ビットエラー率測定装置に接続させるとともにビットエラー率測定装置を駆動し且つ前記網終端装置へ送受信路の折り返し設定を指示し、次いで前記ビットエラー率測定装置からビットエラー率の測定結果を受信したときは前記網終端装置へ折り返し解除を指示し、前記宅内機器側から第2の特定の宛先符号を受信したときは受信した加入者回線と対向した加入者回路のチャネルを指定して前記通話路スイッチに指示して指定したチャネルを前記ビットエラー率測定装置に接続させるとともにビットエラー率測定装置を駆動し且つ前記加入者回路へ送受信路の折り返し設定を指示し、次いでビットエラー率測定装置からビットエラー率の測定結果を受信したときは前記加入者回路へ折り返し解除を指示する制御装置とを備えることを特徴とする加入者回線試験方式。
IPC (2件):
H04M 3/30 ,  H04M 3/26
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-159350
  • 特開昭60-251751

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