特許
J-GLOBAL ID:200903016435440621

車両の蓄熱式空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-130881
公開番号(公開出願番号):特開平10-315750
出願日: 1997年05月21日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、車両の蓄熱式空調装置に関し、エンジンの運転により温熱,冷熱を蓄熱し、エンジン停止の状態で蓄熱された温熱,冷熱を放熱することにより車室内の冷暖房を行なうことを目的とする。【解決手段】 エンジンに接続され、冷却液を循環する第1冷却液回路と、第1冷却液回路の途中に介装されて車室内から導かれた空気を加熱または冷却する熱交換器と、エンジンに接続され、冷却液を循環させる第2冷却液回路と、第1冷却液回路の途中部分と第2冷却液回路の途中部分を接続する切換回路と、切換回路の途中に介装された第1切換弁と、第2冷却液回路の途中に介装され、蒸発器が収容されている顕熱蓄熱装置と、第2冷却液回路の途中に介装された遠心式電動ポンプと、第2冷却液回路の途中に設けられた蒸発器と車両のエンジンにより駆動される圧縮機とを有してなる冷房装置とを備えている。
請求項(抜粋):
エンジンに接続され、エンジンウォーターポンプにより冷却液を循環する第1冷却液回路と、第1冷却液回路の途中に介装されて車室内から導かれた空気を加熱または冷却する熱交換器と、熱交換器から送られた空気をブロアにより車室内に供給する空気吹出し装置と、エンジンに接続され、冷却液を循環させる第2冷却液回路と、第1冷却液回路の途中部分と第2冷却液回路の途中部分を接続する切換回路と、切換回路の途中に介装された第1切換弁と、第1冷却液回路に介装され、該第1冷却液回路とエンジンの間での冷却液の流通または遮断を行なう第2切換弁と、第2冷却液回路に介装され、該第2冷却液回路とエンジンの間での冷却液の流通または遮断を行なう第3切換弁と、第2冷却液回路の途中に介装され、蒸発器が収容されている顕熱蓄熱装置と、第2冷却液回路の途中に介装され、バッテリ電源により駆動されて第1冷却液回路,第2冷却液回路,切換回路に冷却液を流す遠心式電動ポンプと、第2冷却液回路の途中に設けられた蒸発器と車両のエンジンにより駆動される圧縮機とを有してなる冷房装置とを備えていることを特徴とする車両の蓄熱式空調装置。

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