特許
J-GLOBAL ID:200903016437658438

直径を軸方向から制御し得る拡径プロテーゼ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-200879
公開番号(公開出願番号):特開平11-076420
出願日: 1998年07月15日
公開日(公表日): 1999年03月23日
要約:
【要約】【課題】 プロテーゼの拡径性能を高めることによって、不規則形状とされた血管に対するプロテーゼの適応性を高めること。【解決手段】 体内挿入可能なプロテーゼであって、プロテーゼ構造18と、第1連結位置40および第2連結位置42においてプロテーゼ構造18に対して連結された制御部材38と、を具備してなり、制御部材38は、第1連結位置40においては固定されており、第2連結位置42においてはスライド可能に保持されている。これにより、第1連結位置40と第2連結位置42との間の軸方向間隔が、(制御部材38を引っ張ることにより)所望間隔となるように調節可能とされている。
請求項(抜粋):
体内挿入可能なプロテーゼであって、軸方向短縮につれての拡径が可能であるとともに、これと可逆的に、軸方向伸長につれての縮径が可能であるような、生体適合性のかつ全体的には管状のプロテーゼ構造(18、48、78、86、100、108、124、130、138)と;第1連結位置(40、56、68、80、94、104、114、116、125、134)において前記プロテーゼ構造に対して連結され、かつ、前記第1連結位置から軸方向に離間した第2連結位置(42、58、82、96、106、118、120、128、136)において前記プロテーゼ構造に対して連結された、少なくとも1つの長尺の制御部材(38、66、70、84、92、102、112、126、132、140)と;を具備してなり、前記制御部材は、前記第1連結位置における前記プロテーゼ構造に対しての実質的な軸方向固定を維持したまま、前記プロテーゼ構造に対して軸方向に移動可能であるようにして前記第2連結位置において連結されており、これにより、前記第1連結位置と前記第2連結位置との間の軸方向間隔が、前記プロテーゼ構造のうちの前記連結位置どうしの間に位置する領域における所望半径プロファイルに対応した所望間隔となるように調節可能に構成されていることを特徴とするプロテーゼ。
IPC (2件):
A61M 29/00 ,  A61F 2/06
FI (2件):
A61M 29/00 ,  A61F 2/06

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