特許
J-GLOBAL ID:200903016444603720

研削装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-017654
公開番号(公開出願番号):特開平8-168957
出願日: 1995年02月06日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】 荒研削、後退研削および仕上げ研削を順次行い工作物の被加工面を研削する研削装置において、品質を確保し加工サイクルタイムの短縮をはかる研削装置の提供。【構成】 荒研削中に測定される工作物径および砥石位置に基づいて、後退研削完了時の砥石位置の目標値を算出する目標砥石位置算出手段と、荒研削中の各点において現在後退研削を開始した場合の後退研削完了時の切り残し量の予測値を算出する切り残し量算出手段と、前記切り残し量算出手段にて算出された後退研削完了時の切り残し量が仕上げ研削完了時の切り残し量と等しくなったか否かを判別する判別手段からなる研削装置。
請求項(抜粋):
回転駆動される砥石車を有する砥石台と、前記砥石車とこの砥石車により研削される工作物が互いに接近離間する方向に前記砥石台と前記工作物を相対移動させる駆動手段と、前記砥石台の位置である砥石位置を検出する位置検出手段と、研削中に工作物の被研削面の径寸法である工作物径を計測する計測手段とを備え、荒研削、後退研削および仕上げ研削を順次行って前記被研削面を仕上げ目標径にする研削装置において、前記駆動手段を作動し、荒研削での砥石切り込み速度にて前記砥石台を前記工作物に相対移動させ前記荒研削を行う荒研削制御手段と、あらかじめ設定される前記仕上げ目標径および仕上げ研削での研削条件に基づいて後退研削完了時の砥石位置の目標値を算出する目標砥石位置算出手段と、前記位置検出手段にて検出した前記砥石位置、前記計測手段にて計測した前記工作物径、後退研削での砥石後退速度および前記目標砥石位置算出手段にて算出された後退研削完了時の砥石位置の目標値に基づいて、この瞬間に後退研削を開始した場合の後退研削完了時の切残し量の予測値を算出する切残し量算出手段と、前記切残し量算出手段にて算出された後退研削完了時の切残し量の予測値が仕上げ研削完了時の切残し量に許容誤差範囲内で等しいか否かを判別する判別手段と、前記判別手段よって前記後退研削完了時の切残し量の予測値が前記仕上げ研削完了時の切残し量に等しいと判断された場合に、前記後退研削での砥石後退速度にて前記砥石台を後退させて前記工作物の前記後退研削を行う後退研削制御手段とを備えたことを特徴とする研削装置。
IPC (3件):
B24B 49/04 ,  B23Q 15/02 ,  B24B 47/20

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